静岡県富士宮市芝川
たけのこ農家 風岡直宏さん
高校卒業後、トライアスロンのプロ選手に。故障のため、23歳で引退。トライアスロンで培った驚異的な体力を発揮して、当時ブームだったクワガタ採りに参入。1人で年間3800万円稼ぐ。その後、祖父の代で取り組んでいたたけのこ掘りへと事業をシフトする。販売は、直売所・電話・FAXのみ。日本一こだわり抜いたたけのこを販売している。夢は、「日本一の農家」になること。

無題

農家って、正直、ダサいおっさんがやってるイメージがある。でも、これからの時代は見た目がカッコよくないと、若者がカッコから入ってこない。これは現代の農業が克服しなきゃいけない、致命的な課題。例えば、僕が取り組んでいたトライアスロンは、ユニフォームや自転車、そして選手の身体までめちゃくちゃカッコよかったし、競技をはじめたきっかけもそこだった。だけどトライアスロンがもし、きついだけでカッコ悪いスポーツだったら、若者は入ってこないしやる気も湧いてこないだろう。僕はトライアスロンも農家も、目指すところは同じだと思う。一番の理想になるのは、やっぱり「カッコいい農家」。

農家って、相当きついことをやっているし、雨の日も風の日も休まずに働いてる。これって、本当にすごいことだよ。どんな人も絶対に欠かせない「食」を生み出す農家は、本来なら尊敬を集める仕事のはず。だけど現実、都会の消費者はお金を払えば何でも手に入ると思っている。彼らにはきっと、農業の現場が届いていないんだろうね。だから、食べるタイムスで誇るべき農業の生産現場を伝えていきたい。僕は、農家のまじめさ・勤勉さも好き。でも、それだけじゃ息が詰まっちゃう。笑い話も交えて、ホンネでわかりやすく情報発信していきたい。

食べるタイムス編集長の「農家をスターにする」という言葉に共感する。農家がスターになって、ファン(消費者)にサインを求められる時代が来たらどうなると思う?農家にとって最高にエキサイティングな時代になるよ。若者は農業に憧れる。農家はモテて嫁さんに困らない。そして何より、農家という仕事に誇りを持てるようになるんだ。食べるタイムスに集まる仲間と一緒に、そんな未来を創っていきたい。
▶︎風岡直宏さんのページ


福島県相馬市

園芸、養鶏農家 菊池将兵さん
福島県相馬市に生まれ。プロレスラーや漫画家を目指していた。食べ物への興味からホームレスへの炊き出し支援、万引きGめんなどを経て、群馬、福島、香川、三重、茨城、いくつかの土地で園芸、養鶏について技術を学び、震災直後に故郷である福島県相馬市で就農。

11778883_736092176499890_37816540_o

今までの1次産業は、消費者にきれいなところしか見えてなかったから問題なんだと思います。だから農業の汚い所、暗い話題なんかをもっと正直に出していきたい。
スーパーで野菜を買ってもきれいな野菜が並んでる、そのきれいな野菜しか消費者は知らない。今は直売所ができたりしてよくはなってきていると思うけど、まだ足りないと思う。食べるタイムスは生産者自身が現場を語ることに意味があるんだから今まで消費者に晒すことを避けていたこともどんどん出すべきだと思う。なんで農薬を使うのだとか、有機や慣行栽培っていう名前よりも作っている人が適当ならどんなものでもだめだとか、そういうこと本質的なことをもっと消費者に伝えていきたいです。

ありのままの事実を伝えてそのうえで買ってもらう。
そうやってどんどん現場のリアルな情報を発信していきたいです。
▶︎菊池将兵さんのページ


青森県田子町

にんにく農家 種子宏典さん
青森県田子町出身。大学に入るために上京後、故郷にUターン。父親からの畑を継ぐ。情報発信のコツは、特別なことをやるのではなく、ちょっとした工夫を重ねてること。なりたいものはセンスのある農民。

スクリーンショット 2015-07-30 15.50.08

農業ってこれからは作って売るだけじゃなく、ちがうサービスもしていかないといけないと思う。モノを売るんじゃなくて、形がないものを売るというか・・・。
食べるタイムスに参加している人ってもう情報発信能力があって、本当はそんなに食べるタイムスに参加する必要ないって人もいると思う。でもそれでも協力するっていうのは食べるタイムスの理念に共感した人であったり、直接売り上げにつながらなくても情報発信をしていかなければならないという思いがあるのかな。

私が食べるタイムスに参加する理由はいくつかあります。情報が発信されているところには情報が集まるし、農家や漁師みたいに今までつながっていなかった人とつながることで新しい流れができるかもしれない。そういった広がりの可能性が食べるタイムスにはあると思う。

あとは自分のセンスを磨くため。「それいいね!」って思ってもらえる「物」と「者 」になれなければファンがつかないし、それを自分の中に落とし込んでいくことがブランディングがだと思うし、これから農を生業としていくために必要な術だと思う。だから食べるタイムスを通じて多くの人に読んでもらうことによって自分のセンスを磨きたい。

他には食べるタイムスを始める前と変わったのは、見る人が増えたから記事がちょっとまじめになったと思う。以前より記事を見ている人を意識するようになりました。
▶︎種子宏典さんのページ


青森県田子町、宮村祐樹さん

DSC00554

青森県田子町出身。高校卒業後上京。父親が体調を崩したことをきっかけに帰郷を考え、兄に「じいちゃんの畑あるし、農家でもやってみたら?」って言われて「それなんかいいな」と思い立ち、2014年にUターンし新規就農。自然農法でのにんにく栽培に取り組む。かっこいいと言ってもらえる農家を目指す。

食べるタイムスの他の生産者は毎日チェックしている。面白そうだなーと感じた記事は見てる。そうやって他人の記事を読んで「こういう風に書いて読ませるのか」って参考にする事もあるし。あとは自分が知らない事、他の作物や漁業なんかは楽しませてもらってる。

東京でやるイベントの告知記事を取り上げてもらって、それを見てきてくれた食べるタイムスの読者さんがいたときは、やっぱりうれしかったね。あとは生産者同士がもっと繋がったら楽しいと思う。俺漁師の船に乗りたいし、新鮮な魚食べたいもん。せっかく食べるタイムスっていう同じところに集まったんだから今よりもっと交流したいと思ってます。いつか生産者同士のオフ会もやれたら、すごい楽しいと思うな。
▶︎宮村祐貴さんのページ


▶︎パートナー生産者一覧


コメントを残す

Your email address will not be published.

*