年の瀬にサプライズギフト「本はパスポートになる」
2016年から2017年は、軸足を家族に据えて、仕事も生活の仕方も大きく変化した我が家。そんな1年の暮れに、サ…
こんにちは。
お米農家やまざきです。
茨城県南西部、筑波山のふもと、小貝川と鬼怒川に挟まれた肥沃な土壌で
家族でお米づくりをしています。
薬に頼らず 手間をかけ「ひなたの粒」という名のコシヒカリを育てています。
四季の巡りと、こだわり
冬の間じっくり土作りをして、
春がきたら籾を蒔いて苗を育て、田植えをします。
夏、すくすく育つ稲の合間をぬって、田んぼの中をあるき、
雑草をぬいて、稲の様子を見ながら世話をして育てたお米…
秋、豊かに実った稲穂に感謝しながら収穫します。
収穫した後は、埼玉県南部・吉川市の低温保存庫にて温度&湿度を管理して、お客様にご注文いただいてから、室内で米粒の選別・精米・梱包を行い鮮度のよいお米をお届けしています。
水・土・太陽の恵みがぎゅっと詰まったお米には、栄養と生命力が満ちています。
炊きたてのごはんで、おなかのなかから、あったまってください。
お米の一粒一粒が、心と体を元気づける一助になれば幸いです。
家族紹介
おこめやま応援金プロジェクト
2015年9月10日に発生した記録的豪雨により鬼怒川の堤防が決壊し、私たちの田んぼは2mの浸水被害を受けて、丹精込めて育てた稲穂たちは泥水の底に沈んでしまいました。3日後、やっと水が引いて現地に入ることができ、水圧や瓦礫でなぎ倒されたガードレールや建物を見ながら進み、ぐちゃぐちゃになった田んぼと倉庫を見て愕然としました。冷蔵庫などの家財道具はひっくり返り、すべて泥まみれ。軽トラ・コンバイン・トラクター・お米の乾燥機2台・籾スリ機・その他2種の機械が、まったく動かない状態になっていました。
ただ、唯一の救いは、稲が立っていたこと。
その日から、稲の救出が始まりました。機械が動かなくなり、もう収穫すらあきらめかけていた稲と私たち家族を、力づくで立ち直らせてくれたのは駆けつけてくれた友人たちでした。手に鎌を握りしめて、稲を刈り、その稲穂を束ねて縛り、泥濘を歩き、竿にかけ、天日干しにする。ひたすら続く作業のバトンを受け取って、その後
も毎日、たくさんの人が、お米を救ってくださいました。一ヶ月かけて、稲刈りがなんとか終わりましたが、収穫量は例年の3割減。収穫できても、食べられないお米もありました。農業機械も、順番に修理を受けておりますが、直ったのは乾燥機1台のみ。修理費用だけでも数百万円という金額になると予想されます。そして、修理が効かないものに関しては、買い替えを検討しなくてはならない状況です。
このような形で一斉に高額な修理費と買い替えが同時発生するのは、私たちのような小さな田んぼで、農薬や化学肥料を使わず手間をかけて耕作している個人農家にとって、非常に厳しい状況です。お米の売り上げでなんとかできる額をはるかに超えていて、それだけの機材投資をして、今後も農業を続けていくかどうか…を考えざるをえないという現状です。身内からも、これ以上、金銭的にも身体的にも負担を増やすのはやめて、田んぼは委託に出して、農家は廃業することを勧められている状況なので、お金を借りるというのも、とても厳しいのです。
それでも、家長である宏は米づくりを続けたいと考え、修理費捻出のために、冬場は出稼ぎ仕事に行きながら、農業を続けていくために来年の作付け時期まで、できることは精一杯やってみたいと思っています。
田んぼでのレスキュー作業から始まり、チャリティバザーを開催していただいたり、義援金を募っていただいたり、すでにたくさんの応援の気持ちをいただいております。ただ、再生への道のりは、まだまだ厳しいのが現実です。
そこで、もっと広く、多くの人に知っていただき、ご協力いただけるよう、米づくりを続けるための、プロジェクトを立ち上げさせていただきました。おこめやまデザインチームである、札幌のdrop aroundさんとともに、
「みんなのお米「ひなたの粒」を育む・つなぐ・続ける /おこめやま応援金プロジェクト 」
と題しました。このプロジェクトは、ここ、お米農家やまざきのHPで展開し、自分達で管理し、誠実に運営させていただきます。いただいた貴重なお気持ちを、機械を修理するために活用させていただき、来年も、農家として米づ
くりを続けることができるよう、がんばります。手前勝手なお願いではありますが、みなさまと、力を合わせて、この窮地を乗り切りたいと思います。お力添えいただけますよう、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
◆詳細や、クラウドファンディングのお礼品などは◆
おこめやま応援金プロジェクトのページでご紹介しています。
お米の魅力を伝えるために、お米づくりからさらにもう一歩踏み出した本になりました。
お問い合わせ
やまざき農園のこと、お米のことなどご質問やご不明な点などありましたら、
いつでもお気軽にホームページのお問い合わせページからご連絡ください。
2016年から2017年は、軸足を家族に据えて、仕事も生活の仕方も大きく変化した我が家。そんな1年の暮れに、サ…
朝夕涼しくなるこの頃、エプロンをきゅっと結んで台所に立ちたくなります。秋は、米に野菜に果物と美味しい食材が勢ぞ…
「お米農家やまざき」こと、埼玉のお米農家・山﨑さんご家族。今年も田植えの季節です。 あらら・・? 田植え真っ…
9/17 茨城の稲刈り、素晴らしいメンバーとともにゴールすることができました。 昨秋、収穫まっただ中の鬼怒川決…
今日は朝5時から昼前まで田んぼに。 去年8月6日の朝も田んぼで草とりしていて、広島のことを考えていた。 いよい…
本日は、娘の幼稚園にて水泳授業参観ののち、埼玉の田んぼへ。 今は「中干し」の時期。 田んぼから水を抜き、土を渇…
昨日は、下谷の古民家ゲストハウス toco. にて。 ビューティフルハミングバードLIVE「ジュンジュラーイ」…
梅干し6kg。仕込んで3〜5日目。たっぷりの梅酢が上がってきた。 梅シロップも粗糖や黒糖がとけてきた。 よしよ…
みなさんの応援のおかげで、今年も米づくりができる! そのありがたさを噛み締めながら、農作業をはじめることができ…
都市周辺部で「農」を営むとはどういうこと? 大規模なことがなかなかできなかったり、周囲の住環境へ配慮しながらの…