食料自給率を「食料消費力」という言葉に置き換えてみる
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大分県由布市の小松台という地区で農業をやっています。 2014年度より、耕作放棄地を借り営農をスタートさせました。戦後に梨団地として開拓され た地域で、野菜農家は竹林畑だけかもしれません。かつてのパイオニア達が切り拓いた土地 で、再び新しい事をスタートさせることにテンションあがってます。
農薬・化学肥料を使わない有機農業で、年間40品目ほどの野菜を作付しました。 農法も販売方法もまだ定まらず、迷いも多いです。自分なりの方向を模索しています。
肩書に頼らない魅力ある野菜つくり。 ◯◯農法とか訴えなくても、「竹林畑」のロゴだけで勝負できるような商品としての魅力を養 っていきたい。
だけど、野菜の「魅力」ってなんでしょう? 味や安全性が食べ物の魅力として世の中に氾濫してますが、それらの絶対的な判断基準なんて 本当に存在するんでしょうか?味に関しては「うちのが一番美味い」ってみんな言ってます。 安全性に関してはいつまで経ってもイタチごっこ。昔の大様が不老長寿の薬を求めてたのと今 は何も変わってないなと思います。
他にも農業について僕にはわからないことがたくさんです。
「土作り」ってなんなのか?
「野菜」って何?
「安全」って?
なんだか曖昧な回答ばかりが氾濫していませんか?
毎週テレビで更新されているような。
だから僕は自分の野菜や農法の「正しさ」に理屈をつけて説明することはしません。農薬や化学肥料を使わないことは、安全性や美味しさのためではなく、お客様とのお約束でしかありま せん。
開き直りと思われても仕方ないですが、わからないことはわからないと正直に伝えたいと思います。
だからと言って、そこで立ち止まるわけではないです。 食べ物を作る生産者として、畑で発見したことは素直に発信していきます。さらに、消費者の 方が生産の場に何を求めているのかきちんと聞いていきたいです。 いまの「食べ物」に欠けているのは、そのような生産と食生活の間にあるべき「関わり」では ないでしょうか?持論の正しさを押し付けて商品を送り込むだけの生産、選ばされているだけの消費。これは 「食」のあるべき姿ではないはずです。
消費者であっても生産に関われる、口を出せる農業であることが、 悩める農家・竹林畑の魅力 かもしれません。
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