これからの日本の食を支えるということ
これからの日本の食を支えるということ! 私は、ホタテ養殖を中心に魚、カニ、ナマコなど海草以外のほとんどの海のも…
青森県津軽郡外ヶ浜町で、ホタテ養殖をメインに、カゴ網漁、刺網漁など幅広くやっています。
夢は、愛される漁師になること。例えダメな年でも「高森さんのホタテが食べたい」と言われるくらいの漁師になることです。
そのために日々変化する自然の中でどんな状況に転じようとも即座に対応できるようにコツコツ備えています。「そんなに備えて何の意味があるんだ?」と思われるくらいまで備えて、お客さんには一定水準以上のものを届けたい。
最近は、船の上からの情報発信のために、防水カメラも買いました!情報発信力や社会影響力のある「力強い漁業」のスタイルを青森から全国へ発信していきます。
昔は漁業が大嫌いでした。
高校卒業を期に青森を出て、函館大学に進学。卒業後は東京の不動産会社に営業職に就職しました。そこは今でいう”ブラック企業”。成績が上がらなければ上司から灰皿が飛んでくる。社員も1年で半減。鬼のように飛び込み営業をしまくりました。
ふと「東京でこれくらい頑張れるなら、地方でもやってけるんじゃないか?」と思うにいたり、地元に戻り漁業を始めました。
自然と対峙し、その日その日を生きる。これこそ人間の醍醐味だと思っています。
養殖施設の調整作業のときなんかは、大海原でたった一人になります。そんなとき、いろんなことを考えます。
毎日、自然の姿は違う。
漁業を続けるにはとにかく”受け入れる”しかない。自然はコントロールできないものだから、ある事実を素直に受け入れなきゃやっていけない。
時間通りに物事が進まないのときこそ頑張る。
僕の考え方は、僕が働いているのを自然が神様みたいに雲の上で見ててくれる感じ。物事が進まないときも、いくら努力したかによって自然が「お前五千万の水揚げくれてやる」みたいなイメージです。
楽じゃないことも受け入れれて、何でもエネルギーにするのがモットーです。そうやって向上したい!
自然の動きに対して、自分の考えがピタッと当たったときはすごくうれしい!
4月〜8月 ホタテ養殖&出荷
GW頃 カニ篭漁でトゲクリカニをとる(青森の花見には欠かせない!)
8月ごろ ホタテの稚貝採取
10〜12月 来年のホタテの分散(めっちゃ忙しい!)
1月〜3月 ホタテオフシーズン、カゴ網漁、刺網漁、底建網漁、ナマコ漁など
これからの日本の食を支えるということ! 私は、ホタテ養殖を中心に魚、カニ、ナマコなど海草以外のほとんどの海のも…
最高級のマッチングじゃん! 和歌山県御坊市の元禄時代創業の老舗 醤油と味噌を作ってる友人 堀川屋野村(十八代続…
ホタテ出荷の副産物も、今が旬! 皆さん知ってます? ホタテ出荷してると、 養殖篭の中にいろいろな生物が一緒に入…
理想の追求! 今年初のホタテ成貝(2年養殖)。 今年は、成育が良く、いつもよりいい状態で 出荷が進んでますが……
先々月、奥野 成樹さんの記事「もう会社は守ってくれない。〜脱サラして農家になるということ〜」に非常に多くの方か…
タコの赤ちゃん孵化しました。 先月、かご網漁でかごに付いていた タコの卵 カゴ網漁でカゴからとれてしまった た…
今日もヤマセだけど、ドキドキしてきた! ホタテ出荷始まるのに、ヤマセかなり強いです(誰が連れてきたのか…)。 …
今日は、ナマコ刺網漁 ナマコ漁をしてると、 漁師ならではの贅沢を味わうことができます! ナマコは、危険を感じる…
漁師の私が、今日も一日終わったなあと感じる風景 漁師は、毎年、春夏秋冬する作業がほ…
たくさんの尊い人命が失われた未曽有の震災から、5年が経とうとしています。 普段、私たちは「食」という営みを通し…