「素材本来のおいしさ」の掛け算で作る
こんにちは。三度の飯よりカレー好き、カレーは飲み物のエミートです。 娘がお腹にいる時に起こった妊婦さんあるある…
私は祖父の代で酪農、父の代で黒毛和牛の肥育農家に3姉妹の長女として産まれ、小さな頃から手伝いを通じて当たり前の様に牛さんが大好きになりました。
そして東京農業大学に進学し、畜産試験場での研修を終えて、夢を抱いて実家に就農し、私の代から全国でも2割程度の母牛の管理から子牛の育成、そして肥育という全て同じ敷地で一貫して育てるというスタイル(肉牛生産のほとんどは繁殖農家と肥育農家に技術や効率の面で分業されています)を家族経営で行っています。
さまざまな大きな夢を抱いて就農し、牛さん1頭1頭に名前を付けて育てていましたが、出荷もその分だけ辛くて名付けるのを止めた時期もあり、現実も厳しく生き物を飼っているのに頭の中は数字だけが動いていました。
結婚し、子供を育てながら、お店に綺麗に並べられてある牛肉にいのちが見えずらくなってる事に気がつきました。いのちが見えると売りにくいし、食べづらい。
でも子供には心を込めて「いただきます」を行って欲しい。そう思いました。
小さな小さな家族経営で一貫して育ててるからこそ出来る事はないか?
名付けてトラックに乗せて終わりだから辛いんじゃないか?
召し上がる方まで伝える事が出来れば、それは通過点で、まだその牛さんの魅力を育てられる!
だって、名前を付けた方がやっぱり育ててて幸せなんだから。
そう思い、私の名前「恵美」とミートを合わせてEmeatという小さなブランドを始めました。
地域のブランドでも個人ブランドでもない、毎回一頭の牛さんをブランドとして伝え、送り出していく事がコンセプトです。
また、赤身嗜好が増えてきていますが、サシだけが黒毛和牛の魅力じゃない!と思っているので、新世代の黒毛和牛として「若牛(わかうし)」の飼育にも取り組んでおります。
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