ホウレンソウ好きの鹿

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この記事の書き手
農家 兵庫県たつの市

おはようございます!

 

ここんとこめっきり寒くなりました。

 

朝は、6時過ぎに日が昇り、8時頃日が当たりだして、霜が解け始めます。

 

サツマイモや里芋の葉は、一気に枯れました。早く掘りとらないと。

 

こちらのブログ、11月30日に書き始めて、何回か途中で寝てしまったり、

12月7日にある日本農業経営大学校の会員企業交流会での発表資料(テーマは、「新規就農の現状と課題」)作成に追われたりで、

完成が本日になりました。

 

新規就農の課題を洗いだしてみたところ、私の場合、

①農業倉庫

②農業技術

③売り先

④農業機械

⑤農地

⑥獣害

となりました。

お金がそんなにない、というのが前提にあります。

さて、

11月の野菜セットです。

無題

左から3番目がホウレンソウ。

直根がしっかりしていて、自分でもおいしいなと思っていたのですが、

野菜をとってくれてる友達などからも、美味しいと言われて、さらに自信がもてました。

日本在来の品種(日本ホウレンソウ、次郎丸ホウレンソウ、新日本ホウレンソウ)のもつ特性と、

その特性を引き出す土や環境で育てることが、おいしいホウレンソウを作り出していると思います。

 

 

そのようなホウレンソウが出来て喜んでいた矢先でした。

朝、ホウレンソウの様子を見に行くと、

無題 (2)

んツ?

無題 (3)

んんっ?

葉っぱがない。

無題 (4)

やられたー。

ホウレンソウだけ、きれいさっぱりやられました。

無題 (5)

上のような雑草やカブ、小松菜、玉ねぎの苗が混在しているところで育てていたんです(ホウレンソウは、写真の真ん中当たりにありました。)が、ホウレンソウのみパクパクやられました。

他は、一切、手を(口を)つけず。

 

犯人を特定しようと当たりを探索!!

 

糞を発見!

無題 (6)

鹿です。

家の隣りの畑にまで来てました。

しかも、ホウレンソウのみ綺麗に平らげていました。

量的には、残りわずか1キロ程度だったので、まだましですが、出荷先があったので、そちらには、申し訳ないことになってしまいました。

 

それにしても、このホウレンソウは、鹿にとっても美味しいようです。

 

 

よくよくみると、2カ所も糞をしていました。

 

これが本当の「お礼肥え」!??

 

こんなんじゃ、足りんへんわー!!

 

(このネタは、12月7日の日本農業経営大学校の会員企業交流会の発表時にもネタとして使う予定です。参加される方は、当日まで内密にお願いします。)

 

残った残骸は、掘り出し、根っこだけバターで炒めていただきます。

根っこうまし!

 

さて、

ニンニクです。

直売所で買ったニンニク。

近隣の有機農家のかたに無理を言ってわけていただいた「はりま王」のにんにく。

青森のニンニク農家からいただいたニンニク。

レンコン栽培をされていた畑(凄いいい土です)の跡地で作っています。

どれも発芽し、おそらく順調に育っています。

無題 (7)

紙マルチをして、その上から籾殻を敷きました(籾殻マルチ)。

紙マルチは、露や霜が降りる時期だと、結構朝方ぬれており、

そこにからすなどが遊びにくると、びりびりになっちゃいます。

無題 (8)

今回は、カラスが何度か遊びに来ていて、一部ビリビリに破れちゃいました。

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お次ぎは、玉ねぎです。

当初1万本を計画していた玉ねぎ。

11月23日から植えだして、

現在、6000本ちょっとが植え終わりました。

 

すぐに植えられる場所がなくなったので、

あとは、ぼちぼち片付けつつ、いけるとこまでいこうと思います。

無題 (10)

ビニール黒マルチ(主に15cm間隔のもの)や、三洋製紙さんのカミマルチ(黒)を使ってます。

無題 (11)

4000本くらいは、大豆あととサツマイモあとなどに植えました(大豆は、少し早めに撤収)。

元肥は、カキガラ適当量と、牛糞(大豆あとでない場所)を少し。

場所は、以前から、畑をされていたところで、土がいいです。

ずっと田んぼで、水はけも悪い場所とは、全然違います。

良い畑でやっていると、先人のかたの恩恵を多大に受けているということをひしひしと感じ、

自分がこの集落の先人の方達に生かされてるんだということをまじまじと実感します。

 

土は、財産です。

 

昨日は、この度入会させてもらったたつの市の「稲作研究会(稲研)」でのぼかし作り。

ここでは、「保田ぼかし」というものを作っています。

神戸大学名誉教授の保田先生が考案されたもののようです。

成分は、一般的なぼかしと大差ないと思われます。

反当たり30キロを春先に一回、反当たり60キロを田植え直後に1回入れるようです。

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平飼い養鶏のえさにかなり似ていました。

無題 (13)

発酵するといいにおいがすると思います。

一度、お会いしてみたかった保田先生と次回の稲研の研修会でお会い出来るみたいなので、凄い楽しみです。

この研究会は、「ひょうご安心ブランド」という認証を受けているようです。

私は、今年中にエコファーマー(国がやっており、個人申請)というものの申請をする予定です。

 

色々ややこしいですが、環境保全型農業直接支払交付金というのは、団体申請が必要のようで、「ひょうご安心ブランド」をとっている団体やエコファーマーの集まった団体などが、申請可能のようです。

 

私は、「ひょうご安心ブランド」の認証を受けたこの稲研に、エコファーマーとして参加し、環境保全型農業直接支払交付金(8000円/反程度)を受けるという形になるようです。

話は、変わりますが、11月の野菜セットを

西宮の阪神甲子園駅近くにある「甲子園テッパンメシ」さんにお届けしました!

こちらでは、メニューにもけんたろう農園の野菜を掲載してくれているようです。

ありがたいです。

無題 (14)

そして、自分でも、鉄板焼きにした時の野菜の味を確かめておこうと、

中華鍋鉄板で野菜を焼き、塩こしょうで味付けしました(白ワインでフランベー)。

無題 (15)

 

なお、ズッキーニは、1ヶ月前くらいに収獲してずっと置いといたものですが、全然いたんでおらず、味もおいしかったです。逆に味がのっている感もありました。

さすがカボチャ属!!

 

人参葉を添えて。

無題 (16)

季節野菜の鉄板焼きプレート。

ビールやワインが合いそうです(私は、白ワイン飲みました)。

 

 

今市蕪というカブの葉っぱも、鉄板焼きに!

茎がしっかりしてて、甘みもあり、個人的には、小松菜とチンゲンサイの中間的な感じでした。

料理としてだしても問題ない味だと思いました。

今市蕪、使えるやつです!!

無題 (17)

鹿の糞 これぞほんとの お礼肥え!?

(2015.12.5)


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