先日、久慈市長に短角牛肥育農家の窮状を訴えた所でしたが、今日の岩手日報の1面に大変な状況が分かりやすく載っていました。
昨年も、市場終わりで書いたのですが、一貫生産が理想です。
一貫農家が、契約先の分を確保すれば、いくら企業が金を出そうと市場に出ないものは買えません。
しかし、一貫農家でも、これだけ価格が上がれば、肥育をしないで子牛の段階で売った方が利益は出ます。
だからこそ、ここからが産地としての姿勢が問われると思います。
目先の利益に走らず
企業間の価格競争に巻き込まれて、質を落とす事のない様に
かつ、子牛の価格に見合った販売価格になる様に営業努力もし
お客様が離れない様に、情報提供を続け
生産基盤を強くする。
やらなければいけない事は山積みですが、「短角牛と言えば○○」となれるかどうか、ここが勝負所だと思っています!
想いを持った生産者としてがんばりますので、これからもヨロシクお願い致します!!
(2015.11.2)
◉編集部より
文中にある岩手日報記事の全文はこちら。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20151102_8