恵みの雨

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農家 兵庫県たつの市

おはようございます。

昨日途中で寝てしまい、朝になりました。

 

一昨日、10月1日以来のまとまった雨が降りました!

 

約4週間雨なし。

 

こんな年もあるんですね。

 

稲作にとっては、収獲が大分楽だったようです。

私は、まだ3割しか刈取り出来ていませんが、田んぼは乾いていて、コンバインやバインダーがすいすい進みます。

 

また、トマトが勢いを盛り返し、盛んに実を付けています。

 

一方、ここまで雨が降らないと、人参がピンチ気味になったり、秋冬野菜の成長が鈍化したり、種まきや定植に悪影響が出たりします。

 

なかなか全てがうまくはいきませんが、それでこそリスクが分散出来ていることの裏返しだと思っています。

晴れの日が好きですが、1週間に1度くらい雨が降る方が、農家にとっては有り難いことを身に染みて感じた10月でした。

 

そんなこんなで、10月ももうあとわずかになってしまいました。

 

集落の田んぼは、私の田んぼ以外ほぼすべて刈り終わってしまいました。

それでも今年は、熟れるのが例年よりかなり遅かったようで、刈取りがかなり後ろにずれ込んだようです。

栽培暦通りには、なかなかいかないみたいです。

 

 

9月後半以降、秋冬野菜の種を結構まきました。

1

 

玉ねぎは、泉州中甲高、O・K黄、ノンクーラー、早生赤、大阪丸黄、ムソナなどです。

普通の畑に、畝たてて蒔いてみましたが、発芽率や成長速度があまり良くないようです。

地面に亀裂が入るくらいの水不足や、土の栄養不足が原因かもしれません。

写真は、プランターに蒔いた玉ねぎの種が発芽した様子です。

 

2

大根、カブも色々蒔きました。

白菜は、4袋以上買いましたが、1袋蒔くのも相当時間がかかってしまい、まだ、一袋蒔ききっていません。

市販の種まき培土に蒔いたものは、成長速度がよく、未熟堆肥にまいたものは、成長速度がよくないです。

なので、来年度に向けた一番の課題は、よい育苗土作りにしています。

4

 

なお、かなり小さいセルポットに種をまいたものは、ほぼ成長していません。

苗の成長にはある程度のスペースは必須のようです。

 

5

ホウレンソウは、日本ホウレンソウと次郎丸ホウレンソウ、新日本ホウレンソウなどをまいています。

次郎丸ホウレンソウを見て、今話題のラグビー日本代表の五郎丸選手を思い出しました。

なんとなく名前が似ているので売れそうです。

 

 

あとは、ニンニクの植え付けです。

ほとんどはホワイト六片と思われるニンニクを三洋製紙さんの紙マルチを使って植えてみました。

紙マルチは、植えてからすぐに土を少し被せておかないと、露の影響などで破れてしまったりするようで、扱いには工夫が必要なようです。

播磨の在来種の播磨王というニンニクも有機農家さんからわけていただき、植え付けました。

紙マルチの効果をみながら、この時期たくさん出る籾殻マルチも試そうと思っています。

 

この他、シュンギク、小松菜、ごぼう、レタスなどを蒔きました。

なお、人参は、8月に蒔いたものです。

有機農法の人参は、人参の風味が強いのが特徴です。

人参特有の個性がない人参が多く出回っている昨今、有機農家の人参を探している人も増えているようです。

 

 

下は、ボルヴィック(ミネラルウォーター)の景品で、大学時代にあたったものです。

6

シークレットキャラでした。

なんとなく水の妖精みたいな風貌なので、ずっと身近な場所に置いてます。

ヨーロッパでは、水はほぼミネラルウォーターだったこと、トイレがたいがい有料で、また、水がふんだんに使えないためか、たいがいあまりきれいでなかったことなどを思い出しました。

雨はやっぱり恵みです。

 

これから、稲刈りのラストスパートと、

秋冬野菜の種まきの残り、

定期宅配の案内状の送付、

ナス、オクラ、カボチャ、大豆、インゲン、シカク豆などの種取りなどを終わらせて、

夏野菜の片付け、芋掘り、田んぼのみぞ掘り、玉ねぎの定植、小麦まきに移りたいと思います。

 

 

稲刈りて 飯を食ったら 睡魔くる

(2015.10.29)


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