地域の為?自分の為?

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農家 神奈川県小田原市

自然養鶏場春夏秋冬は、近隣の耕作放棄地の管理を引き受け、その田畑で鶏たちの緑餌を作っています。

 

その緑餌を食べた鶏たちの糞を、稲ワラや落ち葉、腐葉土など未利用資源と一緒に発酵させて、鶏糞堆肥を作る。その鶏糞堆肥を田畑に循環し、緑餌を作る。

 

このような循環を構築することで、地域の耕作放棄地の解消に繋げています。

 

できれば、この循環を、耕作放棄地の解消のみならず、『農業の担い手不足の解消』にも繋げたい。

 

『数年間、緑餌を栽培した耕作放棄地は地力を回復し、野菜などの栽培に適した田畑となる。
その田畑を新規就農者にバトンタッチすることで、担い手不足の解消に繋げられるのではないか?』というのが僕の考えです。

 

そして…
耕作放棄地の管理を始めて丸3年…
ついに…
初めての新規就農者が誕生しました!!

 

…と言っても、僕の奥様だけど(笑)
彼女なりに考えた結果、彼女自身の責任で『とんとん野菜』という屋号で就農することになりました。
※詳細は彼女のブログをご参照下さい。http://blog.livedoor.jp/niwatori88/?p=2
アリス・ウォータースの影響大ですね…(笑)

 

僕の奥様以外にも、来年1月にもう1名の方が新規就農予定です。

 

耕作放棄地の解消も、担い手不足の解消も、自然養鶏場春夏秋冬を受け入れてくれた地域への『恩返し』であると同時に、『自らの為』でもあります。

 

自然養鶏場春夏秋冬は、
① 小田原・足柄地域から得られる飼料のみで飼育できる羽数しか飼育しないこと。
② 管理・提携する田畑、1町歩あたり10羽の飼育に制限すること。
を飼育方針に採用しているので、近隣農家さんの協力なくして、成長できません。

 

なので、小田原・足柄地域で新規就農を考えられている方がいらっしゃいましたら、マルシェや朝市などで、お気軽に話しかけていただければと思います。
『地域への恩返し』と『自分の為』に、可能な限り、お手伝いさせていただきます。

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(2015.10.3)


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