先日は野菜農園に勤める女性社員さんとのご飯会でした。
どちらも農業歴二年目。
そんな私たちが話すことといえば、、、
『今年のニンニク、サビがよくでましたよね~』
『雨も多くて大変だったよね…春ぐされみたいな症状が多かったよー』
『やっぱり虫だよね、一番の敵は…』
と、じょ、女子会………?????
と耳を疑うような内容。笑
その中でもお互い同じだね。と笑い転げたお話があります。
先輩女性農家さんがこう話始めました。
『ある女の子が同じ条件でふたつ花を育ててたんだって!それで一つは何もしない。もう一つは、毎日おはよう。って話しかける。そしたら、毎日話しかけてた方がたくさん花が咲いたらしいよ!?!』
『だからわたしも、こっそり話しかけてるよ、
ガンバレー!おっきくなってねって』
実は、わたしも毎日小さな植物たちとの会話は日課なんです。
『今日は暑かったなあ』なんていいながら水やりをしたり。
グチも聞いてもらいますよ。笑
お隣さんは絶対私を怪しいヒトと思ってるはず。。。
でもね、毎日新しい発見があって、かわいいんです。
落ち込んだ日はプランターをのぞき込んでじーっとみてるだけで、彼らの生きようとする力にじーんときたり。
楽しかった日は、野菜たちもいきいきして見えてさらにうれしくなったり。
植物たちにも同じ日なんてなくって、毎日一生懸命生きてるんですよね。
植物とのお話の中で気づけることはたくさん。あ、肥料切れかな?水が足りないのかな?うわっ、変な虫にやられた!とか、小さなメッセージをいつも発してます。
毎日めまぐるしく変化する彼らをしっかり見つめることが農業において重要な仕事なのかもしれないなあ。
『さっ。明日は晴れらしいよ!仕事日和やね!今日はかえって早くねよ?』
と8時45分に早々に解散した私たちは…
やっぱりこの仕事が好きなんですね(^_-)
(2015.9.23)