大分のソウルフードから見る田舎の矛盾

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農家 大分県由布市

大分のソウルフード、かぼす。
小松台の畑ではなく、津久見の畑にある木を母が管理しています。農家ではない竹林家ですがなぜか二本のかぼすだけが植わった畑を持っています。汁が多く種が少ない珍しい品種で、かぼす蜂蜜ドリンクとかもうファイト100発くらいパワー出ます。
大分人はこれからのシーズン、何にでもカボスをかけて食べます。ほんと何でもです。

竹林畑にもカボス畑を作りたいと思ってます。この築家に伝わる品種で。

収穫までに数年かかる果樹は野菜のようにはいきません。借地しかないので地主さんの許可がいるのです。まずオッケー出してくれる人はいないです。そもそもいつまで使えるかわからない土地に植える気にはならないです。
「田舎の土地なんていくらでも余ってる」これは正しいようで、よそ者新規就農者にとっては正しくないです。ただで使わせてもらえる農地であっても、ずっとその場所で農業できる保証がないなら農家としてはありがたくないのです。
農家として土地を大事に思ってる気持ちは地主さんも一緒なのだろうけど、活用されないまま荒れていく現状にすごく矛盾を感じています。

kabosu

 

(2015.9.2)


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農家 大分県由布市