載せるかどうか、迷いましたけど、これも自然の事なので、みんなに知ってほしく載せる事を決めました!
東京出張から戻り、畑の様子を見に。
そこには、息絶えたキツネが横たわってました。
いつも車停めるとこに。
見た感じまだ、外傷もなく、日にちは経ってなさそうです。
一度、スコップと、塩、お酒を取りに戻り、山に還してあげました。
手を合わせ、キツネを持ち上げると、おそらく3キロとか、そのくらいかもしれませんが、重くズッシリと感じました。
ここに横たわっていたのは、意味があると思ってます。
春先、隣の作業小屋に住み着いていた、キツネ家族。
子キツネが3匹、母親らしきキツネが1匹いました。
食べ物を与えるのは、よくないとわかりつつ、たまにあげてました。
あるときから、姿を、見なくなり、山に帰ったんだなと。
違うキツネかもしれませんが、そのキツネではないかと思ってます。
違うキツネだとしても、キツネ達が自分を見てんだと。
最期を感じ取ったキツネ。
最期の力で、畑まで降りてきたのではと思うと、涙が出てきました。
最後にお酒を開け、塩を盛り、手を合わせました。
改めて、人間は、もっと自然に対して感心を持ち、感謝の気持ちを持って生きるべきだと思いました。
御飯を食べるときの
『いただきます』
『ご馳走様です』
この言葉の意味を、
農家、百姓になり、考え方、感じ方、生き方が変わりました。
人間が一番偉いのではなく。
自然の中で生かされてるのだと。
自然にある野菜、魚、肉を食べ、自分達の、血となり、肉となり、身体になっているということ。
いろいろと考え、しゃがんで手を合わせ、立ち上がって、山を見て、風を感じました。
今日のこの出来事は、自然が教えてくれたことだと、感謝しています。
みなさんも、自然、食、農、など、少しでもいいので、考えてみてください。
(2015.9.1)