全国のフレンドの皆様、超おはようございます。
愛とパワーを与えない百姓、中川吉右衛門です。
誰かに何かを習う、もしくは学ぶとき。
誰に習うのか?
誰から学ぶのか?
は、超絶重要ですよね。
では、今日のテーマ。
トマト栽培は誰に学ぶのがいいでしょう?
トマト農家さんですか?
農業セミナーをやっている講師の方ですか?
いいえ、違います。
それでは、そこそこどまりの「農家」にしかなれません。
百姓にはなれません。
農夫にはもちろんなれない。
もちろん、習うことはいいし、学ぶことはとても素晴らしいことです。
しかし、多くの人がそういう人から習った時点で、学んだ時点で。
そこから考えることをやめますよね。
「あの先生がこう言っていたから」
「あの人の本にこう書いてあったから」
そして囚われる。
で、
こうしないと、あーしないと。
これは使っていい、これは悪い。
で、結果につながらないこともあるし、結果が出ることもある。
結果がでない人は、あの人の言っていることはなんか違った。
とか、
そうならなかった。
とか。
やっぱり無理なんだ
とか。
そして、また、別の先生を探すか見つけるか、新しい本を買うか。
結果が出た人は、やっぱりあの人の言うことは本当だった。
とか、
あの人はすごい!
とか笑
見事に「擦られまくりの人生」です。
そうじゃなく、トマトの栽培は誰に聞けばいいのか?
そりゃ
「トマトに決まってるでしょ」
です♫
画像をご覧ください
これはトマトです。
トマトの「生命エネルギーと生き様」がそのまま表れています。
さぁ!ここから学びましょう。
ここからトマト栽培の極意が学べます。
これは昨年、僕のフルーツトマトを栽培していたハウスの中での今の現象。
昨年の実が落ちて、長い冬を越し、雪に潰され、ぐちゃぐちゃになり、春になり、乾燥し。
畑を耕運機で起こされ、苗代ハウスに変わり、その水分を吸収し、温度が完璧になったそのとき!
こうして発芽したんです。
生命が動き始めたんです。
下に見える黄色いゴミのようなものは、トマトの皮です。
この皮に守られ、今、去年のトマトの生命エネルギーが発動した。
どうですか?この密植したような生え具合。
そしてこの双葉の勢い、強さ、逞しさ。
これがトマト本来の生き様であり、強さであり、トマトの生命エナルギーです。
だから僕はトマトの苗なんて、ほとんど作りません。
ちょっとは作りますよ。
ほとんどが、こうして出てきた芽を、摘んで、ポットに移植するだけです♫
ね!簡単でしょ笑
品種がわからなくなる?
いやいや、わかります。
実がなれば、わかる。
そこに、それしか作ってないのですから。
それでも同じハウスで数種類作れます。
「三つ子の魂 百まで」
と言いますよね。
トマトだって人だって、なんだって一緒です。
こうして、トマト本来の生き様と生命のエネルギーをそのまま発動させて芽吹いたこのトマトは、ものすごく強く・美しく・逞しいのです。
そして、栽培は
「苗半作」
です。
どれだけいい苗を育てるか?
が、栽培の5割を占めるという意味ですが、
僕の実感としては、特に自然栽培であれば、
「苗7作」
です。
そのぐらい、苗が大事です。
いい苗を育てる。
これが、極意ですね。
いい苗はどうやったら育つのか?
そこを、トマトに聞けばいいのです。
種と栽培。
種とその作物の生き様。
そしてその生命。
その生命エネルギーは、どうやったらそこに集まるのか?
これが、すべてです。
だから、トマト栽培の極意は、、、、
トマトに聞けばいい♫
そしてそれは、あなたの畑のトマトに聞かなければ意味がない。
誰かの畑のトマトは、あなたの創る世界ではないのですから。
この辺が心底意識できると、農も人生もめちゃくちゃ愉しくなります。
だから早く・・・・・
こっちこいよ♫
ciao♫
【 愉しすぎる作物 中川吉右衛門HP】http://kichiemon14th.net/fan/
(2017,5,21)