「農家」と「農家」がつながる

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農家 石川県七尾市

おはようございます。

先日、加賀へ能登へと生産者を訪ねました。自分たちの農業と消費者との関わりを熱く語り、農業の将来に可能性を見出していました。以前からお付き合いもあり、話す機会もありましたが、彼らの本拠地に出向くことで得られるものを強く感じました。やはり、地域に根ざしていること、農に深く関わっていることなど、感慨深い時間でした。私を訪ねてくださる方々にも同じ思いを感じてもらっていることでしょう。

2009年秋、農業を身を置こうと思い立ち、自分にどんな農業ができるか真剣に考えました。50歳の年です。明けて2010年春、ホテルを辞し農業を目指すことになります。

作ることにすべての時間を費やすのではなく、作ることを生業にしている人と組んで、農産物をどうやって消費者に届けるか、作るということはどういうことか、産地と消費者の間に何があるのか、売るということはどういうことか、などなど、生産者と消費者の間に立って農にまつわることをブロデュースする仕事をしよう。でも、農作業もしっかり教わり、自分が体験したことを消費者にしっかりと伝えよう。

2010年春、能登島にご縁をいただき、農業から見る観光業をテーマに私の農業が始まりました。それから4年、わからないことだらけの日々、1日も早くなし得たいとの想いで駆け続けています。

昨年まで消費者と関わる時間を大切にしネットワークを広げることに躍起になっていましたが、マルシェに関わるようになって、他の農業者と関わるようになり、いろいろと刺激を受けるようになりました。時間の許す限り消費者と関わりたいと思っていた自分が時間を作ってでも他の農業者と関わりたいと思うようになったんです。このことは私の農業に対する想いをさらに深めることになりました。

農業の有り様、消費者との距離感、農業者とのネットワーク、食関連とのネットワークなどを見据え、私が考える農業をやり続けます。幸いにも多くの支援者を得て、いろいろとアドバイスをいただき、私の周りにいてくださいます。農が命と密接につながっていること、農作物がどんな想いでどんな形で出来上がってくるか、地域とどのように関わっているか、消費者に何を伝えなければいけないか、やるべきことは山のようにあります。まだ、何一つなし得ていましせん。日々悶々と走り続けています。

私が思う農業を皆さんに伝えるための会社を立ち上げようと今、画策しています。もっともっと面白くなりますよ。そして夢の広がる農業が…

(2015.8.14)


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