中身を見てびっくり!!初物たまご。

in 日々の仕事/東北/福島/農家の仕事
                 
この記事のライター
                 
農家, 畜産農家 福島県相馬市

大野村農園のニワトリたちが卵を産み始めました。

いつものように世話をしていたら、コロンと卵が転がっていてびっくり!!

その場で踊り出したいくらいの気持ちをこらえながら、卵を持って家へと帰りました。

たまご

さっそく卵を割ってみると、殻が市販の卵よりも硬いことにまず驚き、二回、三回とテーブルの角に打ちつけてからパリンと割れました。

中身を見てもまたまた自分でもびっくり!!

たまご1

一般に黄身と白身で言い分けるかと思いますが、その間に濃厚なゼリー状の物が黄身を包み込むようにあります。

少し専門的に言いますと、黄色の玉状の物が卵黄と呼ばれる部分で、それを包んでいる色のついた膜の物が濃厚卵白、さらに透明の外側の膜の物が水様卵白と言われます。

市販の卵も隣に割ってみましたが、まず殻が簡単に割れ、見た目も明らかに違います。

濃厚卵白が市販の卵にはない!

ちなみにうちの卵が市販のと比べて小さいのは、まだニワトリたちが産み始めのためで体が慣れていないからです。

たまご3

そして卵を箸でつまんでみましたが、市販の卵はすぐ卵黄がつぶれて液状になったのですが、うちの卵はつまんでもつまんでも箸から逃げます。

割り箸でようやくつまめたと思ったら、なんとつまんだまま上に持ち上げることまでできてしまいました。

たまご4

ここまで良い卵になったことに驚き、ニワトリ達にも本当にありがとうと感謝を言いたい気持ちです。

初物のこの卵は、もちろんわが家の宝である息子になんの味付けもなくご飯と食べさせました。

うめーうめーと覚えたての言葉を喋りながらご飯をたいらげる息子を見てると、大変だったけど始めて良かったとつくづく思うのでした。

 

私たちがニワトリを飼い始める決意をしたとき、長男は一歳をむかえようとしていました。

うちは野菜農家だったため、毎日の食事で食材にはほとんど困らなかったのですが、唯一気になっていたのが卵とお肉です。

どうしても市販のものを買わなければ卵もお肉もまかなえなかったのですが、調べれば調べるほど出回っている安い卵やお肉が、子供に食べさせることが怖いと感じていました。

それでも卵やお肉を食べさせない毎日なんて考えられませんから、どうしたらいいかと妻と相談し、出した答えが自分達でニワトリを飼い始めようということでした。

それからすぐに妻は二人目を身籠り、二歳になった息子と共に、まだかまだかと産まれてくるわが子と産まれてくるニワトリの卵を毎日待ちわびました。

妻も私も、この日、この卵を息子が食べてくれた日を、ずっと忘れることなく覚えていると思います。

幼い息子と、身籠った妻に食べさせるために始めたこの卵。

もうすぐ皆さんにもお届けできます。

 

私たち大野村農園のニワトリ達は、生まれてすぐのヒヨコからうちに来て、そこからずっと抗生物質やワクチン、添加物入りの餌、遺伝子組み換えの餌などを一切与えず、私が自分で集めた1つ1つの餌を毎日混ぜ合わせて与えています。

また、毎日ヨーグルトを食べさせるという独特の育て方で、乳酸菌を体に取り込んだ最高級のニワトリたちとなっております。

手間も苦労も普通の育て方より何倍もかかりますので決して安売りはできない代物になっておりますが、自信を持って皆様にも届けられます。

あと少しで正式に公表できます。

どうぞこれからも宜しくお願いいたします。

(2015.8.18)

■関連記事■

「最高の食べもの」のチカラ


➤このライターのプロフィール
農家, 畜産農家 福島県相馬市