朋あり遠方より来たる
今年の正月は、横浜に住む友人の家族が来島し、一緒に過ごしました。
10年ぶりの再会です。お互いが結婚する前は、毎年4人で旅行をし、みんなで一緒に行った初めての旅行は宮島でした。
雅也君は悟史さんの大学時代の友人です。
大学での専攻は映像学科で、雅也君は大学卒業後、映像関係の仕事に就きましたが、結婚してから転職し、家業を継ぎました。
雅也君の実家は、おじいさんの代から80年続く従業員50人が働くクリーニング屋です。
「うちは給料手渡しで、前は働かせてやってる、くらいの気持ちで渡してたんだけど、今は、働いてくれてありがとう。って気持ちになってきて、ひとりひとりに、ありがとう、ありがとう。って言いながら渡すようになったんだよ。」
と雅也君は話します。
クリーニングの仕事は、想像以上に精神的にも肉体的にもハードな仕事で、週一回の休み以外は、朝早くから夜遅くまで働き通し。
薬剤なども使うので、環境的にもよい職場とは言えません。
いろんな葛藤がありながらも、自分の仕事として責任を持って働く雅也君はかっこいいと思います。
風邪をひいて、滞在中に何度も咳止めの薬を飲んでいた街っ子雅也君でしたが、畑で生の野菜を物凄い勢いでばりばり方張る姿に、人間の野生を見ました。
(2017.1.22)