30年後の人工知能が、「農家」という職業を奪えない理由

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農家 福島県石川町

ラジ夫と私のヒトリゴト

仕事の相棒はラジ夫です。
ケータイ見なくても時刻が分かるし、
テレビを見なくても最低限の情報が入手できるから。
(お母ちゃんは家事育児にも引っ張りだこで、テレビを見てる時間はないのだ)

先日、人工知能AIの話題がラジオから流れてきた。
囲碁もチェスも人工知能が勝利し、レンブラント?の新作も描けるとか。
小説も書くから、そのうち各賞を人工知能が総なめし、
それを理解できるのもそのうち人間ではなく人工知能になるのでは…

てなると、もはや人間が人工知能を利用しているふりして、
実は人工知能が人間を利用し始めるかもね、なんて。

ふと、30年後人工知能によってなくなってしまう職業に、農業は含まれるかしら?と考える。

数時間ごとに天気図をみて、予想を立てて仕事を組み立てる。その辺りはAIもやれるなぁ。
野菜を量ったり袋に入れたりは楽勝だよね。草むしりも私より上手くやりそう。

でも、天候って、思い通りにも予想通りにもならないしさ…やっぱり人間だからできる仕事じゃない?

なんて、職がなくなったら困るからあがいてみる。
そんなことブツブツラジ夫に話しかけ、収穫作業。

あ、リーフレタスがトウ立ちしてる。(つぼみができている)しかも、いくつも。

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今の時期にありえないこと。
あの長雨に危機を感じたんだね。
必死で子孫残そうとしたんだね。
2年前の春も、ありえない時期にほうれん草がトウ立ちした。やっぱり異常気象の時。

AIだったらどうしてた?この異常気象。

明日は地域のお祭りが小学校を会場に行われる。
野菜販売の他に、4年生5年生の子どもたちと一緒に
私たちのジャガイモを使ってポテトチップス屋さんをする。
地域に生きている、そのことを理屈でなく、子どもたちが感じる一助になるといいな。

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農家の仕事は野菜を作るだけでなく、地域や世界に思いをはせることに繋がっている。

うん、それは、やっぱり人間だからこそできるんだよね。
逆に、そうならなきゃいけない。

何となく落ち着いて床につく。
皆さんお休みなさい。
明日明後日と、よい週末に☆

(2016.11.5)


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