このところの好天続きで落花生・晩生種の「千葉半立」や「テコナ」のボッチ積みが始まった。地面を直径1.5mくらいの円形に削り、下敷きを敷いた後、既に起こして乾燥しつつある落花生の株を円形に積み上げていく。「やってみるかい?」と農家者に聞かれ、挑戦する。
背一杯のばした高さまで積み上げた所が頂上。どこから見てもゆがみもなく、まず倒れる心配がない形に積み上がった(写真1)
「初めてにしてはまあまあの出来だ。」と農家者。農家者の者と比べると外形が不ぞろいだ。農家者のものはなめらかに揃い、全体形が美しい。
「数やってみないとうまくなんねえよ。」
半日やるだけで、耳の中まで真っ黒になる。
晩生のボッチ積みが終わると、間なく今度は早生の「ナカテユタカ」の殻外し(写真3)。
ボッチ毎フォークで時期寄せ、枯れた株数株を機械に押し込むと、枝や枯れ葉は前方へ、実の入った莢だけが手前に落ちてくる仕掛け。これがまた埃との戦い。
しばらくは埃まみれを覚悟する。
そうしたボッチを悪戯する小動物、9月にはハクビシンを捕獲したが、今回はアライグマ(写真2)。
ボッチのすぐわきに鳥の唐揚げを餌にセットしたら、写真の通り。ボッチの周りには落花生を食い散らかしたあとがあったからだが、これで悪戯がやめばいいのだが・・・
(2016,10,28)