【動画】「秋の準備始めました」ってのは、実は誤りです。

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農家 大分県由布市

秋の準備始めました

「始めました」ってのは、実は誤りです。
農業には始まりも終わりもありません。
全ての作業は連続であり、今年の作業は来年ために繋がってます。
わかりやすく「この作業の目的は◯◯です」って説明することありますが、ひとつの作業に一つの目的ってことはないです。
むしろ知らない所でまったく別の要素だと思ってたところに繋がってたり。

前にも触れたかもしれないけど、この堆肥になってきた踏み込み温床。
いまの状態を見れば「堆肥を作ってる」って説明するのがいちばん簡単。
だけど、もともとは寒い時期の苗作りのために作った温床。
来年には苗の培土の材料にもなるし、堆肥にもなります。
落ち葉拾いは、地域の資源活用であり、経費削減であり、側溝掃除という奉仕活動であり、地域の人達に「若えのがんばっちょるの」って思わせるアピールでもあります。

「小松菜の種を蒔く」ってのでも、小松菜を作るためだけじゃなく、輪作であり、余った畑の有効活用だったりいろいろ。

ちゃんと野菜を作ることで畑の土はどんどん畑の土らしくなっていきます。
すべては将来その土地で野菜を作り続けるためにやってるのです。
そんな循環を体感できるのが農業のいいところですね。

(2015.7.9)


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