「SOSのサイン」が出せる働き方~lターン移住者・新規就農者になって学んだこと~

in 「論」をよむ/よめの視点/地域/東北/福島
この記事の書き手
農家 福島県石川町

lターン移住者・新規就農者という生き方。

Iターン移住者だったり、新規就農者であることを改めて考える機会にあえたので、
投稿することにしました。

13413160_516987478488900_2771819573698743883_n

私たち夫婦は共に埼玉県出身です。
私たち家族は、10年以上住んだ大好きだった群馬県昭和村を離れて、
2013年3月末に福島県中通りにある石川町に引っ越してきました。
細かい理由やタイミングなどありますが、
福島県を選んだのは、震災で起きたことを自分のこととして考えたかったから。
石川町を選んだのは、町の何がよかったとかそういうことでなく、結局ご縁があったんだと思います。
ご縁を作らせてもらっている、というか。

農業は群馬で大農家のもとで10年以上携わっていましたが、
福島県石川町で就農し、未だに、子ども達4人含めた家族6人が食っていける状態じゃないし、
大変だったり腹の立つことも多いし泣いたりもしたし、農地も農政も農業界には問題だらけだけど、

人って一人じゃ生きられないんだな。

それを実感した3年間だったと思います。

他人に「助けて」て言えるようになり、
小さな小さな気遣いや優しさに気がつけるようになり、感謝できるようになる。
「生きてるんだなぁ、生活しているんだなぁ」ということに実感がある。

地域の方、お客様、出荷先の方、役場の方、私たち家族を支えてくださっている様々な方に、感謝でいっぱいです。

だからって、lターンして新規就農することを勧めるわけではありませんが、
なかなか大変だけど、こういう生き方もあるんだなぁ、て知っていただけたら嬉しいです。

本日は待望の雨の予報。
ダムの水位がかなり低く、畑灌はストップ、田畑は悲鳴をあげる寸前。
私たちの植えた苗もかなりやられました。
ダムを潤すには無理だけど(集中豪雨は困るし)、田畑が潤えばいいな。

(2016.6.9)


➤この農家・漁師のプロフィールを見る
農家 福島県石川町