あと10年したら、地域の自治機能はどうなってしまうのだろう。

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農家 福島県石川町

子どもたちの田んぼアート

東北南部の福島県でも、稲刈りがボチボチ始まりました。
我が家はお米を育てていないのですが(男の子4人の育児中なので家計のためにいずれ育てたいのですが…)
今年の稲作は水の欲しいときに田んぼがカラカラ畑灌ストップで本当に大変そうでした。
「今年のは小さいねぇ、ダメかもしれんねぇ」そんなお母さんたちの声をよく聞きました。
苦労や心配をしたお母さんやお父さん達が「ああ、よかった」そう胸をなでおろす秋だといいなぁ、と思っています。

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さて、写真は今年の学区内の子どもたちによる田んぼアート!
地域の方や宮城大学でまち作りを学ぶ学生さんの協力により作られました。
今年は、初!!子どもたちからの公募によるデザイン!!
素敵でしょ?
大人が考えた凝ったどんなものよりいい‼

公募を採用した目的は、

子どもに少しでも地域に興味を持ってもらいたい、
そしてそこから、若い子育て世代に地域に興味を持ってもらいたい

そんな思いがあります。

子どもを地域に引っ張りこめば、若い人も巻き込める。
そんな期待。

今、若い人の地域離れが進んでいると感じます。
単に人口減少ということだけでなく、
仕事や育児やプライベートが忙しいからか、仕事も娯楽も周辺自治体にあるからか、
地域の自治に関わる若い人はとても少ない。
地域の自治に関心を持ち、我がことと危機感のある人はとても少ない。
文化の継承や農地の問題、それらに波及するたくさんの問題。
あと10年したら、地域の自治機能はどうなってしまうのだろう。

移住し、4年目。
農家という職業柄か、自治に関わる役職を、これでもか、というくらいいただいています(笑)
ものすごーく大変な反面、
役職を通じた人脈や地域を考える機会をいただいたことは、ラッキーなことでもあります。

地域の子どもたちが、10年20年30年後も、この地域を好きでいてくれるように。
この地域がいつまでも元気であるように。

そんな願いを込め、毎日眺めている今年の田んぼアートです。

(2016.9.29)


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農家 福島県石川町