産地の作物には「人との繋がり」が込められている

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農家 秋田県横手市

ここ最近色々なことがあり、産地ということを考えさせられました。

農家ごとに社長がいて、考え方も様々。
最近は道の駅(直売場)や、ネットや直接販売など競争は激化している。
果樹園のまわりは一面畑で、色々な農家さんの畑があり、みんなライバルだ。
お得意様が他の農家にとられることだってある。

でも一緒に勉強し、先輩方と酒を飲みながら、助言を頂き、技術を教わる。
なぜか当たり前だと思っていたこと。実は凄いことなのではないか。

昨日の早朝に、丘の果樹園で重機が泥にスタックした。
自力ではどうにもできず、先輩農家さんに電話した。
二日酔いで寝ていた(笑)にも関わらずすぐにきてくれた。
時間は朝の6時。事はものの10分で解決した。
お礼を言うと「こういう時のために俺らがいるんだべ」と言ってくれた。
それはきっと繰り返されてきたことなんだとわかって、感動した。
こんな先輩農家になりたいと思った。

産地の作物はこうしてできているのだ。
生産者の力だけじゃなく、人との繋がりという要素がたくさん込められている。
みんなで作っている。そう思うと不思議と力が湧いてくる。
単純に生産元、さとう果樹園とは言えないな。

これからはもっと美味しいりんごが作れると、勝手に思っています。

これからも宜しくお願いいたします。

(2015.8.3)


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