気分は名医!?りんごの手術、執刀中です。

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農家 長野県長野市

こんばんは、連日の摘果で親指が痛い峯村です。
さて、突然ですがこの樹・・・どうですか?

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青々して元気ですね!
・・・いや、あの枝が・・・!

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葉にも枝にもなんだか元気がないですよね。
近づいて見てみましょう・・・

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でました、「腐らん病」です。
腐らん病は剪定痕、採果痕、摘果痕などの傷口から菌が侵入し
主幹、主枝、新梢などを枯らしてしまう、りんご栽培の中で防除が困難な病害の一つです。

発病は3月から6月ころ多く見られ、特に4、5月に集中するので、
この時期に重点的に点検・治療することが重要です。

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こちらでも発病が・・・。

潜伏期間は数か月~1年以上に及びます。
なので現在発病しているのは、数年前に感染したものだと思われます・・・。

放っておくと降雨により飛散してしまうので、対処しなければなりません。

そこで!活躍するのがこの「腐らん病手術ナイフ」。

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腐らん病の発病が確認されたら、病変部を削り取ります。
菌は病変部より広い部位まで少し広めに削り取ります。

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気分は名医です。
削り取ったら、削り傷からの再発を防ぐため、ペーストを塗布します。

 

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削った病変部などは畑の外へ持ち出し、焼却しないと
これがまた感染源になってしまいます。

摘果と同時進行で、こんなこともしてるんです。

 

(2016.5.20)


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