地域循環の話 ~お豆腐屋さん編~

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農家 神奈川県小田原市

今回は、お豆腐屋さんとのお話(^^♪

自然養鶏場春夏秋冬では、数種類の『発酵飼料』を給餌しています。

その『発酵飼料』は主に2つに分かれます。

①好気発酵
⇒酸素呼吸しながら有機物を分解するタイプの菌
⇒こうじ菌、納豆菌、酢酸菌などなど♪

②嫌気発酵
⇒酸素があると生育できないタイプの菌
⇒絶対的嫌気性菌と条件的嫌気性菌がある
⇒乳酸菌、酵母菌、酪酸菌などなど♪

オカラは、そのまま給餌しても、食い付きがあまりよくないし、栄養も豊富とは言えない。
※参考リンク:http://www.snowseed.co.jp/m/gr…/…/2000/2005/pdf/05_09_02.pdf

なので、発酵による栄養価の増加と食い付き改善を目的に、
お豆腐屋さんから譲ってもらう『オカラ』は、『嫌気発酵の飼料』に仕込みます!!

手順としては、
①早朝に豆腐屋さんから、受け取る。
※腐敗しやすいので、早めに!!

②オカラを米糠・糖蜜(または自家製乳酸菌)などと一緒に混合。

③ドラム缶やバケツにギュウギュウに詰めて、密閉する。

④6週間後から、使用可能

※詳細は、『発酵利用の自然養鶏』をご参照ください。
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_4540001256/

飼料用の輸入大豆や大豆油を搾った後の大豆粕を利用した方が、安くて便利なのですが、自然養鶏場春夏秋冬では、『お豆腐屋さんのオカラ』が絶対!!

遺伝子組み換えやポストハーベスト、添加物、家畜飼料の生産を目的とした単一栽培の弊害等々、輸入大豆や大豆粕を利用しない理由は沢山あるのですが…

それらを利用しない一番の理由は、『美味しくない』から。

出来上がったオカラの発酵飼料は、人間の僕が食べても美味しいです♪意外とここが大切で、美味しいものを給餌すると美味しい卵に繋がります(^^)/

美味しいお豆腐を作っているお豆腐屋さんのオカラで作った『発酵飼料』はとても美味しい♪
その飼料を食べた鶏が産んだ卵も、美味しい♪♪

まだ、食べたことが無い方は、ぜひ(^^♪

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(2016.3.25)


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