地元の人に知ってほしい!世界基準とプロの世界

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農家 山形県東置賜郡

【世界基準とプロの世界】

全国のフレンドの皆様、超こんにちは!
農内変換・愛とパワーを与える百姓、中川吉右衛門です。

「人にものを習うならば、言われた通りにやりなさい!」

参加者に向けて、厳しい言葉が飛び出ました。

普段は仏様のように温和で優しく、そしてちょと天然の愛らしさを持つ朝倉さんから発せられたその言葉と口調の厳しさに、僕は驚きました。
そして心底感銘を受けたのです。
これは、以前僕の地元で行った朝倉さんのお料理教室での一場面です。

「野菜を切る」

という工程で、朝倉さんが野菜一つ一つに対し、切り方やその方法などを
丁寧に説明した後、参加者が実際にお料理していくのです。

しかし、ある参加者が話をよく聞いてなかったのかわかりませんが、朝倉さんが説明していたように野菜を切ってなかったんです。

それを見た朝倉さんがこう言いました。

「これはなんですか?誰がこのように切れと言いました?なぜ私がこのように切ってくださいと言ったかわかりますか。
ちゃんと理由があって、このように切ってくださいと言っているのです。
人に習うのならば、言われた通りにやりなさい。何のためにこの講習にきているのですか!?」
これが「プロ」というものです。

これをしっかりと言い切った朝倉さんは、この言葉だけで、自分のお料理と食の大切さを伝えるという生き様の、情熱と愛情とプロ意識を明確に示したのです。

僕はこれを聞いて、心底

「この人は本物だ!」

と、惚れ込んでしまいました。
人は、ついつい「自分なり」にやってしまうことがとても多い。

でも、それをやるのならば、わざわざお金を払い、時間をかけて、誰かの知識や技術を聞きに来る必要もないし、習いに来る意味もない。

そして何より、そういう人は絶対に何をやっても成功しない。

「自分なり」というのは、自分の過去ベースの価値観と経験でしかなく、それを持ち続け、やり続けて今の自分があるのだから、そこから未来に向けて新しい物事を身につけていったり、学び活かしていくのであれば、過去の「自分なり」なんてものは一切合切、切り捨てて、切り離していかないと、学ぶ意味なんてありません。

朝倉さんは、それをあの一言でズバリ言い切りました。

そして、朝倉さんを知る人はよ〜〜〜くわかると思いますが、普段の朝倉さんは、とても穏やかで、慈愛に満ち、愛に満ち溢れている愉しい方です。

しかし、お料理や食のスイッチが入ると、オーラが一変します。

怖くなるわけではないんです。
全てに真剣そのものになるんです。
まさに「プロ」になるんです。

わかりますか。この感覚。

そして、朝倉さんは自分のオリーブ園をイタリアに持ち、自然栽培でオリーブオイルを作っている方。
それだけにとどまらず、イタリアの周りの農家さんや人々を巻き込んで、イタリアでも自然栽培や自然農法を広めている方でもあります。

もう、視点、思考、行動が日本サイズではないのです。

世界基準なんですよね。

なので、お話もお料理も、全て本場の思考と視点で行われる。

僕は、どうしてもこの朝倉さんの「プロ」意識と、世界基準でのものの見方、考え方、そしてお料理を、田舎の人ほど知ってほしいのです。

そして、田舎から世界基準とプロ意識を持ち、自分の人生を愉しみ、誇りを持って田舎に生き、そして堂々と田舎の良さを世界に向けて発信し、外から田舎に来る人を愛で包み込む人間性を身につける。

そんな人をどんどん地元に増やしてくと僕は決めました。
なので、築170年の古民家でこの朝倉さんのお料理とトークを開催します!
▼こちらです▼
https://www.facebook.com/events/982739535138086/

だから、ぜひ!
山形や福島の皆様。

この朝倉さんのお料理会とトークに参加してください。

そして、お料理の技術だけではなく、朝倉さんのみている世界の思考と経験をどんどん吸収してください。

それが、地域を発展させ、自分の人生の幅を広げていくことになりますから。

皆様、「自分なり」なんて、いますぐ捨ててしまえ!の素敵な夜を!

(2016.3.2)


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