お母さんたちの駆け込み寺で食べていただいている大野村農園のたまご

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農家, 畜産農家 福島県相馬市

今日は隔週で相馬ミルキーエッグをお買い求めくださる『相馬助産所』さまから嬉しい写真を頂きました。

相馬助産所とは、授乳中のお母さまたちが

『母乳が出ない』

『乳菅がつまってしまった』

などの悩みがある時に助けてくれる、お母さんの駆け込み寺です。

助産所では、丸一日をかけてゆっくりケアをしてもらうお母さまへ昼食も出しているそうで、もちろん食事は母乳の出を一番に考え、油や糖分を摂りすぎず、添加物にも気を使った体に優しいもので作られるそうです。

その料理に、相馬ミルキーエッグが使われています。

02242016大野村①

僕たち家族が養鶏を始めるとき、妻の妊娠や出産、母乳育児と色々なことが重なり、本当に毎日食べるものだからこそ、安心して良い卵を食べさせたいと想い始めたものでした。

その想いが、僕ら家族だけではなくこうして少しずつ広まり、多くの授乳中のお母さまたちの力になっているんだと知れて、改めて嬉しく思います。

震災後、放射能という言葉で数値が出なくても小さなお子さまを持つ家庭では相馬市の農産物を避ける傾向にありました。

ましてや妊娠中、授乳中ともなれば尚更、僕たちの育てた物は食べてもらうことはできませんでした。

当時、うちの妻が妊娠してお腹が大きくなるにつれて、まわりの不安に僕自身も煽られ、毎日食卓にうちで採れた野菜を並べる自分に罪悪感さえ感じてもいました。

本当に苦しい日々でした。

それでも今、こうして相馬市の助産所がうちの卵を使いたいと言ってくださり、実際に授乳に悩むお母さまへの食事に使ってくださっています。

辞めなくて本当に良かった。

諦めなくて本当に良かった。

少しずつ、少しずつではありますが、これからも僕たち家族は皆さまに大野村農園の物を食べたいと言ってもらえるように、精一杯努力していきます。

応援してくださる皆さま、本当にいつもありがとうございます。

(2016.2.20)


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