【まとめ】2015年農家漁師人気記事ランキング

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2015年7月、日本全国の農家・漁師が書き手となるニュースメディア「日本食べるタイムス」が始動して早5ヶ月。メンバー入りしてくださった生産者様はおかげさまで100名近くに達し、毎日たくさんの記事をご紹介することができるようになりました。そこで今回、年の締めくくりに、今までに食べタイに掲載されたきた中でもっともみなさまに読まれた記事10作を紹介させていただきます。一年を振り返るこの時期に、ぜひ農家漁師の皆さんの一年がどのようであったのかも振り返る機会をもってただければと思います。

※本まとめでは、サイトが開設された2015年7月27日から2015年12月28日22:00現在までに見られた数がもっとも多かった記事10作を掲載しております。対象は、当サイトパートナーの農家漁師の方々が書いた記事です(編集部まとめ記事、「編集長うみやま記」などは除く)。

 


10位 「値段のつけようのないまぎれもない命」(福島県相馬市・菊地将兵

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“今日は二回目の大人の食育をした。生徒は自分自身。ニワトリを育てている農家として、そして人に食育を教える立場として、この道はやはり何度も通らなくちゃいけないと思う。”


9位  「『野菜は工業製品ではない』というけれど」(大分県由布市・竹林諭一

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“たとえ無意識だとしても、世間は「揃える」という工業的な価値観を食の世界にも要求しています。その日の食べものを確保するのにエネルギーの大半を費やさなければならないような都会の暮らしなんて、もはやありえないのではないでしょうか?”


8位   「『これは美味しいみかんです。どこを見れば分かるしょう?』〜プロ直伝!美味しいみかんの見分け方〜」(和歌山県有田郡有田川町・小澤守史

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“最後にみかんを半分に割った際、一房一房を包んでいる(ジョウノウ)と言う袋があり、
この袋が薄く裂けるみかんがとろける美味さの証といえます。”


7位     「中身を見てびっくり!!初物たまご。」(福島県相馬市・菊地将兵

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“初物のこの卵は、もちろんわが家の宝である息子になんの味付けもなくご飯と食べさせました。うめーうめーと覚えたての言葉を喋りながらご飯をたいらげる息子を見てると、大変だったけど始めて良かったとつくづく思うのでした。”


6位 「震災後、僕は相馬で農家になった」(福島県相馬市・菊地将兵

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“ようやく収穫できた野菜を、一枚の畑につき1キロは刻まれて検査のためだけに使われるのだ。シソの葉などの軽いものを測ろうとしたときは、1キロ集められなくて諦めたこともあった。放射能が検出されなくても、この刻まれて売り物にならなくなる野菜を持って帰る日々が2年以上続いた。”


5位 「離れた"農"に人々が帰る『CSA』を目指して」(岩手県花巻市・平賀恒樹

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“とにかく、今までの農業のやり方では農家が消費者からすごく遠いところにいると思います。僕が当初から思い描いていた理想の姿。それは、直接手渡しできる野菜をつくる農家でした。たとえ少量でも友達や身近な人に直接買ってもらい「おいしかったよ!」と言われたり、収穫しに来てもらったりして純粋な驚きや喜びの表情を目にする方が、とてもやりがいを感じます。”


4位 「進化する漁協が上げる『食べる通信』という狼煙」(岩手県大船渡市・佐々木伸一

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“私は、漁業に限らず一次産業の現場こそが食の最高の舞台だと思っています。だから、生産者という役者を「今ある舞台」に上げるのではなく、裏方としてその現場に「新たな舞台」を作りたいと思います。そして、この小さな漁村から、どこからでも誰にでもはっきりと見える狼煙を上げて、全国各地の漁業に関わる仲間たちを奮い立たせようと思います。”


3位 「ゴミクズと化した魚の『価値』をよみがえらせるために」(秋田県八峰町・山本太志

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“バブル崩壊から続く不景気により魚価は暴落。私が船に乗り始めたころには、魚の価値はすでにゴミクズのようになってしまっていました。皆さんは「不落」という言葉をご存知ですか?私たちが獲ってきた魚は各都道府県、市町村などの漁業協同組合に日々水揚げされます。その中で仲買人が値段をつけるのですが、仲買人が値段をつけない、要するに買うことを拒否する。それが「不落」になります。”


2位 「原体験としての食の再考」(秋田県潟上市・菊地晃生

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“そもそも、近代においては、たんぼは主食を生産するだけの場として役割を限定され、利用されてきたが、この役割が今、変わろうとしているのだと感じている。「今年は何俵とれた?」の農民同士の収量争いを越えて、「どれだけ多様な生命をたんぼに招待できたのか」を新しい価値基準としてこれからのたんぼの行く末を眺めてみたいと思う。都市に住む人も田舎に住む者も、共にイメージを共有できるような未来の田んぼスケープを描いてみる必要が、そこにある。”


1位 「生まれて初めて命を食べた。」(福島県相馬市・菊地将兵

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“そうこうしているうちに、妻が様子を見に車で駆けつけてきた。そしたらじいちゃんが今まで見たこともないくらい怒鳴った。「バカこの!!腹さ子供いるもんが見に来るんでねぇ!!頭のねぇ子が産まれっど!!」妻も僕もびっくりしたけど、じいちゃんは本気の顔で怒鳴りつけた。”


 

日本食べるタイムスは来年も、農家・漁師のみなさんの発信情報を一つに集約することで、その声をより広く世に届ける「拡声器」となり続けます。みなさま、一年間ありがとうございました。よいお年をお迎えください。

 


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農家, 畜産農家 福島県相馬市
農家 大分県由布市
農家 和歌山県有田郡有田川町
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漁師 秋田県八峰町
農家 秋田県潟上市