マタギと秋の山を堪能!「実の学校」ツアーレポート

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Nippon Taberu Times(以下食べタイ)は10月13日(土)〜14日(日)に、山形県小国町五味沢地区にて「実(みのり)の学校」というイベントを開催いたしました!

食べタイで取材させていただいた、マタギのみなさんの世界を共に歩いた今回のイベント。キノコ狩りをしたり、郷土料理を作ったりと盛りだくさんな二日間をレポートします。

↓小国町のマタギ取材記事はこちら
熊本から移住して、初めての女性マタギとなった蛯原紘子さん
狩った熊は100匹以上!小国町猟友会副会長 斉藤重美さん
山を愛し、マタギ文化を守り続ける 齋藤初男さん

〈書き手〉学生編集部員 田丸さくら

いざ、マタギの山へ!

宿泊先である白い森交流センター「りふれ」に集まった参加者のみなさん。首都圏に住む、学生や社会人のみなさんが遊びに来てくださいました。

簡単に自己紹介をしたのち、さっそく山登りへ!

吊橋を渡るところからスタート。私たちが楽しめるよう、
マタギのみなさんが点検をしてくださいました。

初男さん班、重美さん班、関さん班に分かれて各々のおすすめコースを歩きます。関さんは、茨城から移住してマタギになった方。自己紹介で「まだ20年目だからオレ、全然マタギをわかってないんだ」と言って、参加者を驚かせました。

マタギのみなさんに続いて山の中へ。原生林の中を進みます。

ところどころ、急な傾斜が!ロープをうまく使いながら、さらに山奥へ。

道中で天然のきのこをたくさん発見!収穫の仕方やきのこの種類、植物の名前など様々な山の知恵を教わりました。

重美さん班は、クマが冬眠に使っていた穴を発見!!大の大人が2人も入れる大きさ。中は、温かく、静かだったそうです。

「冬眠中は、熊のいびきが聞こえてくるんだ」と重美さんが話してくださいました。

初男さんのおすすめで、「歩幅が日本で一番狭い吊り橋」と言われている角楢(かくなら)吊橋へ。初男さんは軽々と橋を渡っていますが、片足をおける幅があるかないかの極細!高所恐怖症の田丸はびくびくしながら渡りました…。

そんな怖い橋を渡った先は、今までの道中では見ることのできなかった素晴らしい川が広がっていました!ここで食べたおにぎりの味は、一生忘れないと思います。

 

自然の恵みを、一番美味しい食べ方で。

山から戻ってきたら、各班がとってきたきのこを使った芋煮作り。

五味沢地区に伝わる、かたもち作りも教わりました。

本来は、炊いたお米を各々お弁当箱に入れて山に持っていき、切り株でこねて作るそうです。

料理ができたら、マタギのみなさんと地酒で大宴会!

山の中では聞ききれなかった、マタギはどうやって生計を立てているのか?など、ネットでは分からない未知の世界をたくさん聞きました。

 

山と共に生きる産業も体験

2日目は「白い森木工館」にて、木を削り出してコースターやお箸作り!

昔、五味沢は切り出した木を加工してお椀などの生活用具を生産してきた「木地師(きじし)の里」だったそう。山の恵みは食材としてだけでなく、生活も支えてくれる尊いものだということを体感しました。

電動のろくろを使ってコースター作り。丸く削り出すところから、絵付け、油でのコーティングまで自分たちで行いました。

お箸作りはカンナを使って削り出し、ヤスリで角をとっていきます。ついつい夢中になる人続出でした!

今回のツアーでは「冬の山も見たい!」という参加者が多く、マタギのみなさんに「また来ます」と約束して帰っていきました。

 

今回参加していないみなさんもマタギに会える、イベント「雪の学校」も来年3月の第1土日に開催予定です。ぜひ一緒に、五味沢のマタギのみなさんに会いにいきましょう♪

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