「地元では売らない」から「地域の有名人」になるまで

in ピックアップ/中部/地域/愛知/生産の哲学
この記事の書き手
農家 愛知県碧南市
農業をスタートした時、農園本拠地や農地は碧南にありながらも売り先や活動場所含めて地元碧南から始めませんでした。
碧南は人参の産地だし、とにかく物量が多いので「人参はもらうもの」という認識が根強く、価値がつけにくい感覚があり市内の産直施設にはうちの人参を置かなかったし、飲食店さんとの付き合いも碧南以外のお店ばかりだった。
なにより、碧南ではかなり高いうちの人参はまったく売れなかった。
碧南の農家でありながらなんとなく碧南と距離を置いた農家みたいで良くないなと自分でも感じてました。
{8BF5DC7D-1EAA-4F15-B19D-2772531940EE}
それから6年が経って、今では管内の産直施設の中で地元碧南のあおいパークが一番多くうちの人参を販売してくれているし、
碧南の資材屋さんで領収書をもらう時に、地元のお店にご飯を食べに行って大将やシェフと話す時に、
おたくが鈴盛さん!テレビで見てるよ!買ってるよ!など笑顔で色々話してくれる。
畑を貸していただけるチャンスも明らかに増えたし、地主さんが毎週のように農園直売に会いに来てくれる。
ふるさと納税を通じて碧南市のPRができるのも嬉しいし、市役所の皆様にも本当によくしてもらっています。
遠回りしたけど、少しずつ、本当に少しずつですが、着実に地元に根差した農家になれてきたような気がします。
{402ACD52-A188-4C98-98F7-4AC725D44949}
まだまだ道のりは長く、たくさんの壁にぶつかると思いますが碧南に鈴盛農園あり!と言われるような農業経営者になれるよう頑張ろうと、日の出を見ながら強く思いました。
がんばろーっと。
(2017.12.20)

➤この農家・漁師のプロフィールを見る
農家 愛知県碧南市