「相馬からあの人へ」物々交換で生まれた贈り物

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農家, 畜産農家 福島県相馬市

相馬からまたひとつ想いが贈られていきました。

そうま食べる通信の共同編集長である小幡広宣さんから、東京八王子にある武蔵野児童学園さんへ相馬ミルキーエッグを14パック、贈らせていただきました。

武蔵野児童学園さんは、なんらかの事情で家族と暮らせなくなった子供たちを預かり育ててくださる施設で、毎年相馬市にホームステイとして訪れてくれる関係でもあります。

そのような友好関係もあり、とある方からぜひ「相馬ミルキーエッグを食べさせたいから送ってほしい」とお金を出されました。

しかし、その場に居合わせたのがこの小幡広宣さんで、僕がお金でのやり取りより気持ちのやり取りをしたいと話をしたところ、小幡さんから以前トラックを借りたお礼などまだ返していなかったこともあり、その方の代わりに小幡さんがお礼の物々交換として卵を武蔵野児童学園さんへ寄付してくださいました。

うちで育てたニワトリたちの卵が、誰かのために使いたいと思ってもらえることは本当にありがたいことです。

そしてこういった「あの人に送ってほしい」といった依頼は、月に何件も頂いております
ただ自分たちが食べるためだけの農産物でなく、こうした「あの人のために」と使われる農産品を相馬からもっと出していければ、必ずその農家にも誇りが生まれます。

その誇りこそが、次の世代が僕らの背中を見て農家になりたいと思うきっかけの1つになり得るんだと僕は思っています。

なにより「相馬」の農産品が想いを込めたい場面に選んでもらえることが嬉しい。

これからも僕らは、そんな想いに応えられるようにニワトリを大切に育てます。

そして人から人に贈られ、さらにその売り上げの一部がまた別の誰かのために使われていく(注1)、そんなどこまでも連鎖していくような循環の形を、僕らはこれからもここ相馬で目指していきます。

(2017.12.2)

(注1)関連記事はコチラ

『持っている人が持っていない人を助ければいい―大野村農園から大切なご連絡―』


~相馬のサムライ農家、菊地将兵さんが東京にやってきます!~

イベントのさらに詳しい情報、申し込みは下の画像をクリックしてください。

・1月13日(土)

・五色 Gems市ヶ谷店(東京都 千代田区六番町4-3 GEMS市ヶ谷5F)

東北食べる通信11月号で特集された将兵さんの「相馬土垂」と「ミルキーエッグ」が堪能できるイベントです!


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