【ツアーレポート2日目】南信州いまどき田舎暮らし~りんごの里で考える10年後の未来~

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1日目からの続き

 

【2日目】

宿泊施設「風越山麓研修センター」で朝食をすませて朝9時、飯田地方唯一の酒造メーカー喜久水酒造へ。


▷白衣を来て醸造所内を見学する参加者

 

地酒も焼酎もシードルも作っていて、地元で愛され続けている喜久水酒造。今回は特別に、醸造工程をすべて見せていただきました。


▷製造の工程を丁寧に説明してくださる部長の後藤高一さん

 

一通り見学させていただいたあとは、試飲もさせていただきました。お酒だけではなく、仕込み水まで飲むことができます。


▷喜久水の仕込み水「雲渓の泉」

 

飯田の歴史や文化も学べた喜久水酒造をあとにして、私たちは、長野県の名産品「市田柿」を栽培している農家の千葉一哉さんの農園へと向かいました。


▷市田柿農家の千葉一哉さん。ブルーシートの天幕で写真が青みがかっていますが……

 

市田柿の収穫体験や、柿の干場を見学。柿のもぎ方はりんごのもぎ方と同じで、慣れるとまったく力を入れずにツルンと枝から柿が離れます。その柿は、皮をむいてすだれのようにして干します。「柿すだれ」、昔ばなしの世界にいるような感じがしました。


▷収穫体験の様子


▷千葉さんが手作りした干場と柿すだれ

 

お昼ごはんは、築150年の古民家(元庄屋家屋)を活用した茶寮「九如亭(きゅうじょてい)」で食べました。信州地区特有の本棟造りの建物で、「九如亭」は明治時代の書道家・日下部鳴鶴(くさかべめいかく)が残していった書に由来しています。


▷九如亭(きゅうじょてい)外観

 

ここでは久堅(ひさかた)弁当という、この地域の婦人会で地域おこしの一環として作っているお弁当と、九如亭で提供しているコーヒーをいただきました。ゲストとしてお招きした地元のおばあちゃんたちと、おばあちゃんお手製のお漬物を食べながら下久堅(しもひさかた)地域のことなどさまざまお話をうかがいました。


▷久堅弁当

 

おなかが満たされたところで、風越山麓研修センターに戻りワークショップ。「りんごシードルを特産品化するには」をテーマに、飯田市役所の職員の方たちやNPO国際りんご・シードル振興会の矢沢愛子さんに来ていただいてお話を聞きつつ議論しました。

 

2日間のツアーの様子は、朝日新聞にも紹介されました!

http://www.asahi.com/articles/ASKC63DJTKC6UOOB001.html

 

普段の生活では見ることの出来ない生産現場のリアルを知り、それをアウトプットして地元の人へアイディアを提供する。受け身ではなく一緒に作り上げていくことができたツアーとなりました。生産者さんと触れ合うこと、食のリアルを知ることはいつもは消費者という立場である私たちにとって、とても新鮮なことだと感じました。

NIPPON TABERU TIMESでは、これからもいろんな地域に行って、生産者さんたちと交流するツアーを作っていきます。ぜひご参加ください。(日本食べるタイムス学生編集部:田丸さくら)

 

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