除草剤の見方が変わった日

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農家 茨城県古河市

10/1からズッキーニ始まります♡

1ヶ月間くらいJAに出荷です(^^)
この農業ハウスは3棟つながっていて、大きくて使いやすいです。

今は水やり中♡
右手が暇なのでスマホでInstagram♡

この農業ハウスは、同じ地域の方からお借りしています。

昔、農業を頑張られたおじいさんが遺した大事な農業ハウス。
ただ、みんなそうですが、今は若い世代の方は会社員の方がほとんどなので、このハウスの管理に困っていらっしゃいました。

膝を痛めたおばあさんが草処理をされていましたが、膨大な範囲でもちろん草抜きなどできません。

そんな所に、得体の知れない夫婦が赤ちゃん抱えながら、アパートに住みながら農業はじめたらしい(笑)と噂が広まっていて、紹介をうけたのがキッカケで、私たちが年間を通して、農業ハウスをお借りしています。

信用してもらうのに、ちょうど古河市の広報誌の表紙に載った時期だったので、それを見せたら信用してもらえました。ラッキー

それにしても草抜き、
おばあさん大変だったろうなぁ。

冬以外は、草抜きやったところが2週間後にはボーボーに生えてきますしね。

ほんと農業はじめて、一番驚いたのが草の生命力です。
住宅街や都会では、草が背丈を越えるほど伸びてる場所は見た事ありません。

だから、草ってこんなに生えるの
知りませんでした(笑)

昔はみんな農家でした。
だから、沢山の人数でみんなで毎日何時間もかけて、腰曲げて草抜きしていたのでしょうね。

今は農家はお年寄りばかり。
腰曲げながら、ゆっくりゆっくり暑い日も寒い日も、草抜きをしています。

除草剤をつくった人は、
そんなお年寄りや頑張っている農家を少しでも楽にさせたくて、
つくったのかもしれません。

草と毎日毎日むきあってきた人たちの存在を知った今、軽々しく無農薬やアンチ除草剤なんて言えません。

当事者になって初めて知ることが沢山ある。

農業は誤解されている。
無知ではいけないな。
でも無知は知る機会がないだけ。

これから楽しく、
魅力と共に本物の自然や植物の厳しさも伝えていけるかな。

色々と知れて嬉しい。
農家になって良かった♡

(2017.9.26)


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農家 茨城県古河市