1500年の歴史を後世に繋いでいくみかん農家

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農家 和歌山県有田郡湯浅町

こんばんは!

何ヶ月ぶりの投稿になるかな。

Facebookでは投稿し続けてたものの、長文を書くまことをサボってました…。

最近昼間は温州みかんの摘果作業をひたすら。台風もなんとか通り過ぎました。

さてさて

9月15日から地元の祭の練習で毎晩寄り合いに行っています。

 

 

祭りと言ってもどんな祭なのか…。

去年の写真をもとに今回は地元の祭について説明していきましょー!

 

 

「國津神社例大祭(通称・田村祭)」

僕らの住む 湯浅町 田村 で毎年10月15日に行なわれるお祭り。

國津神社は1300年以上続く神社で祭りも伝統的な形で今も続いています。

ではその「田村祭」…

具体的に何をしているのか。

 

①太鼓と笛

 

 

祭囃子のために太鼓と笛が奏でられ、祭り中は一日中太鼓の音が響き渡ります。多分、一般的に想像できる太鼓より激しく打数も多い。手に豆を作りながら練習しています。カッコヨク叩きたいのです。結構迫力あります。

 

②神輿

 

 

田村の青年団みんなで國津神社から、田村が誇る綺麗な海「小浜海岸」まで運びます。神輿を担いだ若者たちは翌日肩がパンパンに腫れ上がります。それくらい重たい。ちなみに田村では小学生と保育園児、それぞれの神輿があります。合計3つの神輿で小浜海岸を目指す。お酒の入った我ら青年団連中は小浜に着く頃にはフラフラ状態。

 

ちなみにこちらが小浜海岸

 

 

まるでプライベートビーチ!

 

③三面獅子

 

 

いわゆる獅子舞。地域の厄除けと豊作祈願のために当日は神社と小浜の二箇所で舞います。田村祭では「オニ」「ワニ」「おたふく」の3人の面と大人4人でつくる獅子舞です。この7人で構成する「三面獅子」スタイルは大変珍しいらしい。4人入った獅子舞の演舞は圧巻。

そして祭の締めは和歌山名物、お餅をなげる「餅ほり」。全国的には新しい家が出来た時(棟上げ)の時にするアレです。和歌山では祭といえば餅ほりが必ずと言っていいほどあります。

しかし田村ではさらに珍しいものをほります。

 

 

鯛!

 

 

たい!

田村祭では最後にお餅ほりと鯛ほりがあります。

その数、数十匹…!

たくさんの鯛と餅が空を舞っている光景は不思議なものです 笑

祭に来る地元の人たちが、お餅や鯛を拾って帰りお祭りは終わります。

こんな感じで田村祭は小さい村ではあるものの、濃〜い祭なんです。

ちなみに田村祭を盛り上げる若手青年団が田村には2つあります。

「濱支部」と「里支部」

田村内の海側と山側で別れて青年団の組織が2つあるのです。

濱支部が海側。里支部が山側です。

お互い太鼓の叩き方も微妙に違い、濱は里に負けるな、里も濱に負けるなと技術を高めて祭に挑みます。

そう、ライバル関係。

神輿も正面から右左に別れて同じのを担ぐのですが、相手側に負けないために肩を入れて低くしないよう高くあげます。

 

 

ちなみに今年、僕が濱支部の代表をさせてもらうことになりました。支部長てことになります。

一方、里支部の支部長は同い年みかん農家の「ひさと」がすることに。

これは負けてられんね。
太鼓のレベル、今よりも格段に上手くなってやる。久人も太鼓上手いからなぁ、絶対負けん!

本番の10月15日にむけて、今は毎晩各支部で集り練習をしています。

濱支部はよく田村小学校の子どもたちが遊びにきてくれます。

 

 

太鼓を叩きたいとくるので、少し教えたりします。男の子も女の子もチャレンジ。興味無い子は太鼓関係なく鬼ごっこしたり。笑
なんか平和だな〜とふと思いました。この子たちの将来が楽しみです。

 

 

今年の祭、10月15日は日曜日!

最初で最後かもしれない支部長の年、めちゃめちゃオモシロイ祭にしよう!!!

今夜も太鼓練習がんばろ!

ではでは


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農家 和歌山県有田郡湯浅町