娘に届け、父母の想い〜中岡農園の子育て〜

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農家 広島県廿日市

これはまだ葉っぱが小さいでしょう。母さんのみてごらん。大きいじゃろう。大きいのだけとって、小さいのは置いといたらこれから大きなるけんね。とるんやったら母さんがとっとるくらい大きなったのをとって。

とったのを置くときは、ぽーんとほらずにやさしくそっと置くんよ。こりゃ、ほったらいかん。こうやってそっとね。

新聞に包むときは、ばらばらにせずにちゃんとそろえるんよ。下をそろえた方がきれいじゃろ。野菜をとるときにそろえて並べとったら、洗うときも包むときも楽になるけん。

あーあー、玉ネギちぎらんとって。ネギならまた生えるけんまだええけど、玉ネギは下の玉を太らせなないかんのやけんね。もう、とりなさんな言よるやろ。よこに咲いとる花でもとりんさい。

この種が、豆になるんよ。ひとつの穴に一粒よ。ちゃんと集中して。一粒やってば。はい、もう遊びごとするんやったら母さんがするけん種ちょうだい。
そうそう、千草は歌でもうとうて。元気な芽でろ、おいしい豆になれ、のまじないかけとって。そうそう、踊りながらのほうがそりゃええわい。

必ず伝わる、という意識で娘に話します。
ちなみに、私の言葉は愛媛弁と広島弁が混ざっています。\

(2017.2.8)

 


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