こんなホタテにも生きた証を!

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この記事の書き手
漁師 青森県東津軽郡外ヶ浜町

こんなホタテも生きた証を!
生産者の使命!

規格外(殻長5センチ以下)になったホタテを
我が家では毎日、ボイルして食卓の足しに。

食べるには、何も遜色ないし、毎日のように食卓を楽しませてくれる。

僕は、最近、よく思う。

大きく育てて、あげれなくてごめん…
堂々と消費者の食卓にあげれなくて、ごめん…

モノを育てる=命を扱う現場。

人の世の中の
差別問題、いじめ問題…
と同じに見えてくる。

粗末(愛情込めないと)に扱えば、必ず自分に返ってくる。
差別的、この程度でいいだろうと扱った結果が、今の陸奥湾の現状だと思う。
作る人が粗末にした結果だ。

確かに、自然には勝てない。
しかし、努力(準備)をした人間には、それなりの恩恵を与えてくれる。

間違いなく、最高の教育者だ!
全てのホタテに愛情を注ぎこめと!
うぬぼれるなと!

ホタテは、毎日、僕に教育してくれる。
命のありがたさ、そして、命を平等に扱ってくれと…

命を扱う現場は、人を成長させてくる。
明日も、僕はホタテから何かを学ぶ!

(2017.6.12)


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漁師 青森県東津軽郡外ヶ浜町