どこにでもあるわけじゃない、豊かな生活

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この記事の書き手
農家 茨城県古河市

田んぼは毎日、水管理をします♡

モグラや水流の関係で、田んぼのはじの部分から少しでも水もれしてしまうと、一気に穴は広がり、ドウドウと水が流れてしまいます。

だから、毎日スコップもって、水を含んで重くなった土を移動させ穴を埋めたり、安定しない水流の流れを読んで、水の出入り口を調節します。

毎日、この作業を何十ヶ所とやっていきます。

実はわたしはお米作りを始める前、田んぼを眺めながら歩いている農家のおじいさんがいると、
のどかな風景だなぁとか、お米農家は田植えが終わると暇なのかな?とか思っていました。

やってみると、びっくり!!

田んぼの脇をのんびり歩いているように見えたのは、感覚を研ぎ澄まし水流を見ていたんですね。

田んぼの水の中は、重い土が足に絡みついてきて、まるで沼の中を歩いているかのよう。

ものすごい重労働です。

でも、周りにはシラサギやアイガモ、カエルや、ザリガニが緑の中を楽しそうにしています。スズメが二匹おいかけっこをしています。

風がそよそよと緑をなびかせる景色は本当に美しい。

カラスもミミズを見つけて、美味しそうに食べてたり、風を感じでのんびり過ごしていて、今までカラスに対して持っていた負のイメージが変わりました。

カラスってゴミを漁ったりしてて、突いてきたりする野蛮で好ましくない鳥だと思っていました。

目の前を通っても、こんにちは、みたいな雰囲気でカラスが逃げずに見ていて、美味しそうにミミズを食べていて、青空に向かって飛び立つ姿は黒々していて勇ましくてかっこいい。

そんな姿を見ていたら、やはりのどかな風景なのかもしれません。

(2017.6.4)


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