「熟したイチゴを痛ませない!」くわの農園の工夫を見た!

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農家 福岡県福津市

くわの農園のイチゴはできるだけ真っ赤になってから収穫するようにしています。

でも、イチゴって表と裏があって、真っ赤になるためにはお日様が当たってた方が良かったりって言う条件があったり…
真っ赤になる基準ってどこ?」って感じですよね。
イチゴは大きさや形に関係なくヘタの真下まで真っ赤だったら熟しています。

ただし、土耕栽培のイチゴはペタッと地面にくっついている側が真っ赤になってない時もあります。
表側のお日様がよく当たる方がヘタの下まで真っ赤であれば、たとえ反対側が真っ白でも熟しています。

表側↓
真っ赤なイチゴの裏側↓
これは表側が真っ赤なので熟しています。ただし、表も裏もこの状態だったらまだまだです。

①「青ちぎりって?」

イチゴが真っ赤になる前に収穫することです。

完熟した状態で収穫すると、輸送の際に痛むことが多いので、時期によっては6分や7分で収穫することもあります。
でも、お店で売っているイチゴはほとんどが真っ赤な状態ですよね。
イチゴには「追熟」と言って、いくら青い状態で収穫しても時間と共に赤くなる性質を持っているのです。
しかし、味は収穫した時のままなので、味がのらずに収穫したらその時のままの味になります。

②「赤ちぎりって?」

イチゴが枝についたまま真っ赤に熟した状態で収穫することです。

しっかり熟させることにより、イチゴ本来の甘みと酸味がちょうどいいバランスになっていると思います。
ただし、きれいに色づいたイチゴは身も柔らかく、傷みやすいのが難点です。
それから、追熟の作用の関係でお手元に届いた時には赤黒く感じるかもしれません。

③「赤ちぎりのイチゴを新鮮にお届けする工夫」

輸送中の痛みを少しでも減らそうと、お客様の意見を取り入れて色々改善中です。

現在は下にキッチンタオルを敷いてイチゴを並べ、ラップできっちり固定することにより、イチゴが動くのを少しでも軽減できるようにしています。
全く動かないわけではないのですが、何もしない時に比べるとすごくいい状態でお客様の元に届いているようです。


(2017.2.13)

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