魚の命、丸ごと楽しんでもらう。これが現代の漁師の使命だ!

in 時代をよむ/生産の哲学/青森
この記事の書き手
漁師 青森県東津軽郡外ヶ浜町

未利用魚は学びの食材

本日、蟹田は大雪…

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この天気の中(雪積もったわ…)
地味に未利用魚発送しました。

黒メバル4匹、マゾイ4匹、アイナメ1匹
いずれも神経〆
こちら、おなじみの3種ですね。
雪国を代表する白身魚
お刺身から焼き、煮付けまでのオールラウンドで味わえます。

そして
アカザラ貝3枚
ホタテ貝(小)1枚
マダコ(浜ゆで)1匹

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これが
今日の未利用魚セットです。

これだけだと、明らかに1箱にならない…
市場に出して、安い値で粗末に扱われるくらいなら
消費者が喜べる提供をしたい!

僕は、こんな思いです!

 

市場に普通に出荷して加工品となって、獲れたモノがどうなってるかわからないなんて
漁師(僕)も嫌だ。

漁師(僕)が大事に扱って、消費者の食卓に安全安心のモノを届けたい!

だからこそ、僕は社会に伝えたい…

魚は骨があるし、忙しい現代社会では家庭で捌くのもめんどくさい…
時間がかかる…

よって
魚は切り身、加工品そして中食で購入するという方が圧倒的に多いと思います。

でも、
魚1匹丸ごと捌くということに、命を頂くという人間本来の大事な営みがある。

自分で生きるためには、食するモノの血を抜き(命を絶つ)、口に入れなければならない。

現代人は、それを忘れてないか?

僕は、一年中自分でその行為をして、自分の食卓に並べて口にしている。

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僕は一年中、生き物の死に直面している。

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だからこそ、その意味を皆さんに伝えたい。

皆さんは、見る機会または、する機会が何度あるだろうか?

生物の命を捌くことは、学びがたくさんある。
だからこそ、美味しく感じる!
そして、人間らしく生きることができる。

魚は美味しい!
そして、現代に欠けたものを再認識させる。

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家庭で皆で調理し、皆で食卓を囲み、家族の時間を有意義にする。
魚を食べることを楽しむ時間を、日本中に広める!

これが、現代の漁師の使命だ!

(2017.1.14)


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漁師 青森県東津軽郡外ヶ浜町