「ひとり」の対極。息子に伝えたい、農的な暮らし

in 時代をよむ/福島/農家漁師の子育て
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農家, 畜産農家 福島県相馬市

今週も大忙しな週になりました。

卵とり体験のお客様から大根や白菜などの収穫に出荷。

お歳暮の予約も重なりまして、卵の御予約もたくさんいただいております。

ですがお父さん(私)はこんなときに限って風邪をこじらしてしまいまして、それでも休むわけにもいかず、ゲホゲホ咳き込みながらお客様の相手をしたり作物を収穫しに行くはめに。

いつもの調子がでなくて申し訳ないと思いながらも、息子がお父さんの不調をカバーするかのようにしっかりお客さんに卵とりの手本を見せたり、畑に行けば大根抜いてくれたりと一生懸命働いてくれて、家族で農作業をするのが当たり前だった昭和の時代もこんな感じだったのかなと思いながら、息子に感謝しました。

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『農業は一人ではできない。』

これは僕が震災後に一人で畑を始めた時からばあちゃんに言われ続けた言葉ですが、あの時は『お前には無理だ』とけなされたように捉えてしまい何度もばあちゃんと衝突したものでした。

でも今は自分も子を持つ親となり、「無理だ」とけなしているんではなく、「家族みんなでやるものだ」という言葉の意味だとよくわかります。

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僕らがどんなに具合が悪かろうが、自然は決して待ってはくれない。

世の中は人間に合わせて自然をコントロールするという時代だけど、僕はうちの子達には人間が自然に合わせて生きるべきだと身をもって教えたい。

急速にIT、科学が進むこの時代で、逆行するような僕らの生き方を間違っていたかどうかは、社会的にではなく大人になった息子達がどう思ってくれてるかが答えだと僕は思っています。

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(2016.12.1)


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