田舎のサンタクロースの地域復興戦略

in 地域/福島
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農家 福島県石川町

【農走①】

師走の師、はお坊さんらしい。

しかし、農家も走る。

12月に入ってから何かと忙しい。(いや、一年中…?)
お昼ごはんはおにぎりと干し柿、なんて日々。
四平は干し柿を一人で4つも食べたり、満足そうだが。

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先週始めは、重機を使っての地域の農道の整備。
参加者は、オット40歳、次に若い方はおそらく60代後半…ほとんどが70代。

皆さんお米を作っておられる方で、こういった活動は(内容は様々だが)1年間に少なくとも10日はあると思うのだが、
そこに若い方の姿があることはほとんどなく、毎回毎回、あと10年後を思わずにいられない。

その不安は、田んぼに若い方を見ることがあまりないことにもリンクしている。

冬至に合わせカボチャを出荷し、
22日は午前に地域の保育所でサンタに扮しお菓子を配り、
午後は学区内の小学校の終業式に合わせてクリスマス会を体育館で実施。

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新聞を使ったゲームにドッチボール。お菓子撒き。
当日は声をかけさせていただいたお母さん方にもご協力いただいた。
いずれも予算は「まちづくり委員会」という、交付金や加工品を販売することによりある程度の収入源をもつ地域の組織に頼んでいる。
更に今回は、地域の商店に、子ども達の大好きな駄菓子をご協力いただいた。
企画はウチ。今回で第2回。

子どもに楽しんでもらうのは表向きの目的。

第一の目的は、若い人に地域に興味を持ってもらいたいのだ。

子どもを巻き込めば、お母さんお父さんも巻き込める。
巻き込めなくても、ちょっとづつ地域に興味を持ってもらえる。そんな下心。

やはり、農家は地域の危機を感じる。

地域の自治機能が低下しているところへ、いずれ自治体からの交付金もなくなる。
平行し田畑も荒れる。

頭でなく、日々感じている。

それを、感じていない人に伝えるのは難しい。

人を動かすのはもっと難しい。

ましてや私たちは移住者。
息子達は移住者ではない。
私たち大人は、幼馴染みも先輩も後輩もいない、よくも悪くも移住者なのだ。

移住者が、単独で、人を地域を変えることはできない。

今、私たちが地域にできる限界がこの形「子どもを巻き込む」だ。
人への伝え方、伝える順序、毎回反省ばかりだ。

放り出せたら楽だが、それもできず、
来年は、予算の調達に、
1箇所からの1万円ではなく、
20人からの500円を目標にしようと思っている。
でもね、今回も「手伝って、助けて」と私が言うと、みんな快く助けてくれる。
ありがたいよね。
来年は、きっともっとうまくいくよ。
子どもたち、待ってろよ!!
農走②へ続く(^_^)/

(2016.12.25)


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