“未利用魚”って何?漁師さんに聞いてみた

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この記事の書き手
漁師 青森県東津軽郡外ヶ浜町

今年最後に旅立つ魚たち

今年最後の刺網漁
吹雪で状況が悪いながらも無事終了!

そして

未利用となった魚たちが、蟹田から旅立ちました。

今日のセット

高森さん未利用魚(クロソイ・アサバガレイ)

●黒ソイ(神経〆)(写真左下)

雪国を代表する白身魚
お刺身から焼き、煮付けまでのオールラウンドで味わえます。

●アサバカレイ(神経〆)(写真右側)

今が子持ちの最盛期!
煮付けが最高です。

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●カスぺひれ

煮付け、から揚げが定番料理です。
軟骨コリコリがクセになる味わいです。

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●メイタカレイ(神経〆)(写真左上)

あまり数多く獲れないカレイです。
市場に出す際、1箱にまずならない…
名前があまり知られてない地味なカレイですが、旨いんです!
お刺身から焼き、煮付け、フライなど
こちらもオールラウンドで味わえます。

大晦日、お正月と家族が揃った食卓で味わって頂ければと思います。

来年もよろしくお願いします!

(2016.12.29)

-高森さん、未利用魚ってどんな魚なんですか?

 

スクリーンショット 2017-01-12 22.34.56お答えします。


同じ魚で一箱にならず、いろんな魚を混ぜて一箱にして出荷しても安値になる傾向があります。


ヒラメのような高級魚でも、一度に大量に水揚げされたり、その年が豊漁だったりすると買い手が余してしまい、驚くような安値で取引され、採算が合わなくなります。
いわゆる、豊漁貧乏ですね。
こういった場合は、他の魚も安くなります。


現代人は、タンパク質の摂取は魚より肉から摂るのが圧倒的に多い。いわゆる、魚離れですね。
名前が知られた人気魚種は、高値で取引されたりしますが、マイナーな魚は見向きもされない…よって出荷しても採算が合わない。


漁で網に引っ掛かった傷がついていたりすると、見栄えが悪いので売れない=買ってもらえても安値ですね。
味は、変わらないのですが…

以上の4点が、未利用になる魚たちがでる代表的な事例です。


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漁師 青森県東津軽郡外ヶ浜町