お怒りの電話から、ありがたさに涙

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この記事の書き手
農家 岡山県久米郡美咲町

《ありがたさに涙????

ちょっと長いお話です
先日、お電話をいただきました。

「友達からあなたの所の梨をおくってもらったのだけど、6個のうちの3個ダメになっていた
説明書をみたら、ひとつひとつ手作業でと書いてあるけど、手作業でしてないでしょ
手作業でしてたらこんな梨は届かないわ

ひどくお怒りのお電話でした。

びっくりして、
「いえいえ、ちゃんと手作業で箱詰めもさせていただいておりますよ。どんな状態になっていましたか?」

どんな状態になっていたか
箱の破損などないか
再度代わりの梨を送らせて欲しい
破損の梨を送り返して欲しいなど
言葉にしましたが

うまく伝わりません。

 

お電話を切られてしまいましたので

送り主様に
「○○様の所に送った梨にひどい破損があったようで、お怒りのお電話をいただいてしまいました。申し訳ございません。
代わりの梨を送りたいのですが、もういらないと。どういたししょう。」
状況を説明させていただき、判断をあおぎました。

送り主様から再びお電話をいただき、破損した梨と新しい梨の交換を提案していただき、その通りにさせていただきました。

帰ってきた梨は横からつぶれておりました。

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○○様もご覧になったときにどんなにびっくりされたことでしょう。
しかし、我が家はこのような梨は詰めません
宅配業者に連絡をさせていただきました

送り主様からどうなったかのお電話をいただきました。

「あれからどうなった知りたくてね。梨はどうだった?」
「僕も相手を怒りたかったけど、火に油を注いでもいけないと思ってね。」
「小島さんとこはそんな梨は送らないと思ったんだよ。」
「これからも、長いお付き合いしたいからねぇ(*^^*)」

30年来の友達に、嫌な思いをさせてしまった私たちが梨をどれだけ大切にあつかっているかを信頼して説明してくださる。
こんな暖かい言葉をかけていただける。

そんなお客様がついてくださっていることに、ありがたく、胸がじんわり暖かくなりました。

これからも、真剣に人と人とのお付き合いを、梨を通して大切にしていこうと思いました。

(2016,11,19)


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