ひんやりとした秋の1日、にんにく畑の準備作業の手を休めて、畑に続く野原をつかの間散歩してみました。
淡いブルーの和風ミッキーマウスにも似たツユクサ、その昔ままごと遊びで赤飯代わりと言われた赤まんま、草かんむりに秋と書くまさに今が見頃の萩の花など。
さらには落とし始めた黄色い花に遊ぶベニシジミと花蜂、ひょうきんな表情を見せるバッタ達、ヨモギで羽を休める定番の茜トンボ、赤紫色のあざみに蜜を求める蜜蜂などなど。5分と歩かないうちに野の花咲く原っぱで、それぞれの個性豊かな主役たちが小さな秋を演出していました。そして昼間見た小さな秋を彩るたくさんの色を使って、空いっぱいに描き上げたような大きな秋の夕焼け空。
木々を彩る10月を前にして、北の国では少し早めの稲刈りシーズンが到来しています。
(2016,9,23)