50年に1度、100年に1度、1000年に1度。徐々に感覚が麻痺していく

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農家 青森県上北郡六戸町

カシラを下げる田んぼの稲穂、時にブロンズ、時にシルバーに反射するススキの花、実りを告げる栗や栃の実、さりげない庭先のブドウ。高い空と赤とんぼ。身近な自然に秋のモチーフ達が加わり、季節は夏から秋へのバトンゾーンを走っているようです。

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ただし季節のバトンリレーは、アジア新記録で銀メダルを獲得し、我々に素晴らしい感動を与えてくれた100メートル×4リレーとは趣が異なります。オリンピックの4人のメンバーとは違って、南北に長い日本列島、春夏秋冬の4メンバーはそれぞれの地域毎に走る距離が違います。季節のバトンの受け渡しも華麗にすんなりといかないことが多々あるようです。

先日も岩手県に台風が上陸し、東北地方や北海道で多くの人の生命が失われ、未だに孤立している集落があると聞いています。東北地方に台風が上陸するのは観測史上始めてだとさかんにニュースになっていました。50年に1度、100年に1度、1000年に1度という表現に徐々に感覚が麻痺していくような思いをしながら、壊れたビニールハウスの補修となぎ倒されたカラマツの大木の被害状況の確認を終えたところです。

(2016.9.7)


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農家 青森県上北郡六戸町