台風襲来。被害を受けた千葉県佐倉市の畑では・・・

in 千葉/自然の猛威/農家の仕事/関東
この記事の書き手
農家 千葉県佐倉市

14100519_743423395795938_6435683579229885363_n

先週、今週と続けて台風の襲来。畑は杉林と竹林に囲まれており普段風の被害はほとんどないのだが、台風の風は別物。先週の台風は東側を抜けたので、畑には北西の風が吹いた。緑肥兼線虫対策用のクロタラリアは全部倒れ、いつもなら11月頃刈って梳きこむのだが、農家者は3カ月も前倒しで行った。果たして効能は?ささやかに栽培する菜園のトマト、キュウリも北西の風の被害を受けた。この夏充実した収穫を得ていたが、柵やネットが倒壊して復活は難しいか?

今週の台風は西側、それもかなり近いところを抜けたので、かなり強い東南の風が吹いた。幹線道路に面した大木が途中から折れ電線に。見ただけで3か所。附近は襲来中に停電になり、23日の朝もまだ復旧していない。農家者は大ムクレだ。普段から伐採しておけと言っていたのに・・・

一方畑ではケヤキが1本、杉が3本倒れていた。そのうちの1本が畑にまで及び、改めて風の強さを思い知らされた。これをチェーソーで裁断して畑から除去。その後倒木を薪用に切断を始めたが豪雨の襲来でハウスに避難。結局3時間閉じ込められた後、小降りになった機会にほうほうの体で逃げ帰った。その時間、この辺りには「大雨洪水警報」と「避難準備報」が出されていたことを後で知る。

この辺りの杉は、30年後には建材として伐採することを想定されて植林されたもの。安い輸入材や新建材の登場で伐採されずに放置され、寿命がきている弱さがある。

印旛沼に注ぎ込む川は、利根川の支流や富里、八街から佐倉市内を抜ける鹿島川水系があるが、東京湾への出口は新川(河口近くでは花見川)の1本だけ。距離が短く平地を流れるから、東京湾の潮位が高いと排出機能が働かなくなる。結果、入口の方で滞留し出水騒ぎとなる。

目の前の問題の本質が分かっていても、自己解決できないところにもどかしさを感じる。

14100519_743423399129271_3509117083387708026_n 14100519_743423402462604_7159020631858674382_n

(2016.8.25)


➤この農家・漁師のプロフィールを見る
農家 千葉県佐倉市