海の記念日 磯谷・福浦地区の大漁祈願行事(2016)

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農家 青森県

海の記念日 磯谷地区の大漁祈願行事へ(2016)

毎年7月20日に行われる、海の記念日の大漁祈願。
佐井村内7漁港すべてでそれぞれ行事が行われるので、取材するほうも大変なのですが(笑)、
7漁港の中でも、私が一番楽しみに取材しているのが、「磯谷地区」です。
大きな漁港ではありませんが、地区の人が皆で出て大漁祈願の行事が行われます。
地区や漁師の総代はびしっとスーツで。神楽を担当する敬神会の皆さんは浴衣でそろっています。
そして、海の上のパレード・海上運航では、船が並ぶことに加え、
灯台のある小さな岩の島「大魚島(およじま)」の景観が見事です。19-thumbnail2こちらが、海上運航の様子。
前後しますが、順を追って行事の様子を見ましょう。まずは、寺で神事が行われます。
ここでは神楽が振られるほか、「くじびき」があります。
海上運航時の弁天様と神楽が乗る船をそれぞれ決めるもので、
乗れば大漁になるといいますから、みな注目しています。

神事が終わると、海辺の弁天神社に移動。

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囃子とともに町内を歩き、300mほど移動して弁天神社で再び神楽や祈祷です。

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最後に、海上運航。
最初の写真は、船から撮ったものですが、陸から撮った写真がこちら。

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持っている望遠では、さすがに、迫力の写真は撮れませんでしたが、
やはり大魚島を回って進む船は、見事ですね!
毎年楽しみな行事です。

(2016.7.29)


海の記念日 福浦地区の大漁祈願行事(2016)

7月20日の海の記念日の、大漁と海上安全を祈る行事。
佐井村では、7つの漁港それぞれで行事が行われますが、
今年は取材班は、福浦と磯谷の2地区をはしごして取材しました。
磯谷以外は午前、磯谷だけは正午ごろから行事があるので、毎年2か所ずつ写真撮りしています。

福浦地区は、漁港にある荷捌き場にござを敷いて、祭壇を設け、
稲荷神社から出てきた神楽が奉納されました。
13大漁旗で飾った船をバックに奉納される神楽は、かなり絵になるのですが、
いかんせん荷捌き場は暗いので、写真は撮りづらいんです。神楽が終わると、小中学生が、海の記念日を告げるパレードを行います。
全校生徒児童で、鼓笛隊として演奏しながら進みます。14-bd541-thumbnail2

全校生徒児童7人と、先生のほうが多いような状態の学校ですが、
地区の温かい視線に見守られ、頑張って演奏してくれます。

演奏が終わると、大漁旗で飾った船が沖を進む海上運航。
出る船は2艘だけでしたが、小中学生や、なかなか漁船に乗る機会がない学校の先生方を連れて、
仏ヶ浦の沖を走ります。
走っていると、隣の牛滝地区の船も見えました。

行事の最後は、「船漕ぎ競争」
これは、福浦独特のイベントですが、地域を盛り上げるために数年前にはじまったのだそうです。
地区を南北2つのチームに分け、1チーム8人で、
漁港内で船を漕ぎ、スピードを競います。
船を漕ぐ道具は、オールではなくスコップ!

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豪華賞品をかけた競争は大ヒートアップ!
メインの賞品は「船用のバッテリー」「米」という、これまた港町独特のもの。
本人たちも、家族なども、賞品がかかっているので大歓声が飛びます。

人口減少で、なかなか地域の人が盛り上がれるきっかけがないということで、
海の記念日のこのイベントは、
福浦地区の人たちにとっても、大事なエンターテイメントになっているようです。

(2016.7.30)

 


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