ようやく1頭分という「実感」

in 生産の哲学/畜産農家の仕事/群馬/関東/食べる
この記事の書き手
畜産農家 群馬県渋川市

おかげさまで Emeat 若牛の『大晦日』ちゃんは予想以上の大好評で販売予定分は
全て売り切れとなりました。ありがとうございました。
若牛、初めての販売、全てが初めてで不安で一杯で、販売開始も遅れに遅れて年末
になってしまいましたが、「大晦日」ちゃんという名前もあって、本当に『大晦日』
ちゃんに背中を押してもらったような気がしています。

そして去年大活躍してくれた「酢飯屋」という屋号の付いたお寿司屋さんが1頭買い
で購入して下さったお馴染みの『酢飯屋(牛)』ちゃん。
こちらも勉強しながら焦らずに自分達の歩みと共にゆっくり販売していこうと考え
ちょうど出荷してから1年を迎えようとしています。

酢飯屋ちゃんで学んだ事は、牛さんは本当に大きくて、いろんな人の手を借りてお肉
になり、想像出来なかった位のたくさんの方に召し上がってようやく1頭分なんだと
いう実感でした。その「実感」をどうしても持ちたくて、時間やコストがかかってし
まっても勉強代として捉え、お肉の販売には不向きな寿司屋と肉の販売が素人の牛飼
い同士でも、丁寧にゆっくりと顔と顔が見える販売をしていこうと「酢飯屋」代表の
岡田さんと話し合って1年が経ちました。

そうしてるうちに私達の想像を超える反応が起こりまくったのです。
「美味しい」「とろけた」「感動した」「元気になった」「気付かされた」いろんな
お客様の声を頂きました。常に自分の感じるホンモノしか扱わない「酢飯屋」さんは
日常茶飯事のようにそのような声を聞いてる筈だし、その為の努力は並大抵の事では
ありません。そんな「酢飯屋」さんの想像をも超える事が数々起こっていきます。

Emeat-blog-yoshino-07.jpg

牧場にどうしても行きたいんですが。
エミートをもっと身近で食べたいんだけど、どうすればいい?
では、そこをクリアすればいいのか、では協力できそうな友人を紹介したい。
どうしても『酢飯屋ちゃん』を使ってホームパーティしたいからブロックが欲しい。
食べるだけじゃなく、解凍・切る・焼くすべてを楽しみたい。

まったくお肉や食に関係ない方々が『酢飯屋』ちゃんを食べただけで実際に行動を
起こして下さってるんです。理由は「自分がもっとエミートを食べたいから」のみで。

Emeat-blog-yoshino-08.jpg
Emeat-blog-yoshino-01.jpg
Emeat-blog-yoshino-10.jpg
Emeat-blog-yoshino-09.jpg
Emeat-blog-yoshino-11.jpg
Emeat-blog-yoshino-02.jpg
Emeat-blog-yoshino-03.jpg
Emeat-blog-yoshino-04.jpg
Emeat-blog-yoshino-05.jpg
Emeat-blog-yoshino-06.jpg

とっても嬉しかったし、ちゃんと伝えたかったので冊子も作りました。
2日間まるで子供の寝顔を見るように解凍を観察する姿、ブロックも筋などを取って
もらった特別なグリムキに加工してあるので、お肉を切るのもそんなに難しくなく、
私も焼きたいとフライパンの取り合いをしちゃう感じ。本当に楽しそうで、それを
見ているだけで本当に幸せです。

ブロックで売って!という声も大きくなり、『酢飯屋』ちゃんに対して親心MAXの
岡田さんと話し合って、こんな笑顔を見れるならブロックでそんなに売れるかは分
からないけど、熱い声もあるし期間限定で販売してみようかという話になりました。

という事で、期間限定であのEmeatの1つの集大成となった『酢飯屋』のブロックの
一部をオンライン直売所により販売開始です!!

(2016,1,26)


➤この農家・漁師のプロフィールを見る
畜産農家 群馬県渋川市