発芽

in ぼやき/石川/農家の仕事
この記事の書き手
農家 石川県七尾市

 

台風の余韻で雨が降り続いています。
ここのところ、ずーっとバタバタしていて満足にものを考える時間もなく、ひたすら目の前のことを片づけている感じです。
あとひと月もするとラコルトは稲刈りが始まります。一年の一番のイベントみたいなものでこれで一年の売上が決まるようなことです。どうしてもそのことが気にかかり、新米の注文も聞かんなんし、農作業もやらんなんし、お役所の書類作りもしんなんし…
考えていると梅雨明け切らぬ雨のようにうじうじって感じです。

写真は5月の末にオリーブ畑で枯れかかった木を剪定したときに出た枝を挿し木したものです。ひと月ばかりは熱心に水をやり、出てこんなぁってその後はほったらかしにしていました。数日前に芽が出てきて、おぉっと思っているところです。
私が水をやろうがやるまいが、植物は自分の生命力で生きながらえ、自分のタイミングで発芽したわけです。それを私が一喜一憂しているということです。

日々の活動にかまけている自分に今、何をしなければいけないのか教えてくれているような気がしますが、わかろうとしない自分がいます。まだまだ農業に対する気持ちが希薄なのか…

(2015.7.23)


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